47歳・三元雅芸、アクション撮影の壮絶秘話 リハであばら骨折→本番で超絶シーン 高石あかり「衝撃でした」
2025年4月12日(土)15時58分 オリコン
映画『ゴーストキラー』公開記念舞台あいさつに登壇した三元雅芸 (C)ORICON NewS inc.
2025年後期連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)のヒロインに決定し、注目を集める高石の初単独主演映画。『ベイビーわるきゅーれ』シリーズのアクション監督を務める園村健介が監督を、阪元裕吾が脚本を務め、「日本統一」シリーズや「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの製作・配給を行うライツキューブと、アメリカにおけるアジアン・アクション映画配給のリーディングカンパニーであるWell Go USA Entertainmentが共同で制作した作品となっている。
この日の舞台あいさつで、三元は「(アクションシーンの)リハをやった時に、あばらを折っちゃいまして。アクションって万全を尽くしてやるのですが、本人同士がヒートすると、どうしようもない部分があるんです。あばら折れたまま、アクションやらせていただきました」と打ち明けた。
高石は「とても近くにいたのですが(撮影当時は)本当にわからなくて。終わった後に知って、衝撃でした」と回顧。三元は「(撮影中は)コルセットとかで固めていたんです。リハの翌日に病院行ったら『折れてます』と。その時に、ダメだなと思ったんですよ。だから、監督には『スケジュール無理だったら降ります』と言ったのですが『いや、待つ』と言っていただいて。そこで、治すことに専念するぞと(気持ちを固めた)」と振り返った。
そんな秘話を経て撮影されたシーンは、三元曰く「リハーサルのときよりも超えた」仕上がりになったそうで、高石も「超絶アクションなんですよ。すごく距離が近くて、当たってますもんね?」と熱弁をふるっていた。
舞台あいさつにはそのほか、井上想良、東野絢香、園村監督も登壇した。
■『ゴーストキラー』ストーリー
とある日の朝、大学生のふみかは帰宅途中に足がもつれ倒れ込んでしまう。立ち上がろうとした時、転がっている薬莢(やっきょう)を見つけ、拾う。帰宅したふみかは、自分にしか見えない男を見つけパニックに陥る。元殺し屋だという男の幽霊・工藤に嫌悪感を抱くが、その後ふみかは工藤の手を握ると力が乗り移り、戦えることが判明。工藤を避けていたふみかだったが、自分を助けてくれた工藤に徐々に心を開き始める。ふみかは工藤の成仏のために協力することとなったが…。