歌舞伎座急きょ公演中止「役者、スタッフも驚愕」 出演中の片岡孝太郎明かす「松竹としても苦渋の決断」

2025年4月14日(月)16時59分 スポーツニッポン

 歌舞伎俳優の片岡孝太郎(57)が14日、自身のブログを更新し、歌舞伎座で客席の椅子に不具合が発生したため、上演中の「四月大歌舞伎」公演が一時中止となったことを受けてコメントした。

 この日、松竹は歌舞伎座の「客席の椅子に不具合が発生した」と発表し、公演を一定期間中止して「お客さまの安全に万全を期するため、全席にわたる点検作業を行うことといたしました」と報告。休演期間は14日夜の部から17日夜の部までで、「ご来場予定のお客さまをはじめ、関係各方面の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 孝太郎は夜の部「彦山権現誓助剱」(ひこさんごんげんちかいのすけだち)にお園役で出演中。この日の夜の部開幕前の突然の発表に「我々役者、スタッフも驚愕致しております」と明かし、「夜の部支度を終えて舞台に行くものや 私は化粧を始める時に通達があり ただただ驚いています」と出演者らの反応を伝えた。

 「昔なら不具合の座席のみ不使用にして 映画でもスタジアムでも公演はあったものと思いますが、松竹さんとしても苦渋の決断だったと思います」とし、「ご予定されていたお客様には申し訳ございませんでした、どうか再開をお待ち下さい 宜しくお願い申し上げます」と謝罪のメッセージを記した。

スポーツニッポン

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