メイクに力を入れたコスプレで魅せる、『東京喰種』特有の世界観
2025年4月29日(火)14時14分 ABEMA TIMES

2025年3月22〜23日、東京ビッグサイトにて開催された「AnimeJapan 2025」。『東京喰種トーキョーグール』金木研のコスプレで参加したりゅねさんの写真を掲載するとともに、コスで気をつけたポイントや、今後の目標などをインタビューで伺った。



——今回、『東京喰種トーキョーグール』金木研のコスプレをしたいと思ったきっかけはなんでしょうか?
りゅねさん(以下、敬称略):自身の出会ったアニメの中でもっとも好きなキャラクターだからです。自身のコスプレ活動は2023年の冬のコミックマーケット103から行っており、初めては一番大好きなキャラクターをやりたい思いもあり、初めて行ったコスプレも金木研でした。
そういうわけでかなり愛着があり、また「もっと多くの人にこの作品を知ってもらいたい!」という気持ちもあったため、AnimeJapan 2025という大きなイベントでも行いました!
——今回のコスプレで表現したかった点はどんなところでしょうか?
りゅね:背景がどんな状況でも、『東京喰種』という暗い世界観が二次元から飛び出してきたかのような表現になるよう心がけました。
——具体的には、どのような部分に気を配りましたか?
りゅね:『東京喰種』はかなり暗い作品だと私は感じ取っており、普通のメイクの感じでは表現が難しいです。目元のメイクは普通はピンク・茶・赤などの目の周りが明るくできるような表現が一般的だと考えますが、私の場合、目の周りを黒・焦げ茶・赤で表現しました。黒を使うことにより、『東京喰種』特有の世界観に近づけました。
他にもこだわりポイントはありますが、そういった感じで目の周りにもっとも力を入れました。
——金木が一番好きなアニメキャラということですが、コス活動以外でも思い入れが強いのでしょうか?
りゅね:キャラに対する愛情は、単刀直入に言いますと『東京喰種』のアニメ全話を4周ほどいたしました。作品の世界観やキャラのセリフなどが本当に興味深く、今でも漫画・アニメの鑑賞はクオリティー向上も兼ねて行っています。そのほかには、先日行われていた『東京喰種』の展示会にも参りました!
——金木はもちろんのこと、『東京喰種』自体にもすごく愛着があるのですね。作品に触れたのはいつごろでしょうか?
りゅね:初めて『東京喰種』の作品に触れたのは、私が中学生時代の時でした。中学時代私はかなり大人しい性格であり親以外と話すことは苦手でした。自分らしく表現や発言してみたいものの、自身の性格上怖いのもありました。その性格上がダメだったのか小学校同時に進級した唯一の親友も私から離れてしまい、複雑な中学時代でした。
そんな中アニメに出会い『東京喰種』にも出会いました。グロテスクな表現のアニメが当時苦手でしたが、金木は当時の自分に似ているなと感じました。
金木は作中、半端者であり初期のころは複雑な環境にいる人物でした。そこに興味を惹かれみるみる『東京喰種』の世界に入っていきました。どんな半端者でもどんなに孤独だとしても、それぞれの生き方・幸せはあるのだと感じ、そこが『東京喰種』の大きな魅力だと思いました。雑になりますが、本当にいい作品です(笑)。
——活動の目標や伝えたいことがありましたらお聞かせください。
りゅね:今後もさまざまなコスプレをやっていくつもりです。何かのイベントのステージ上での表現が夢であり目標です。
平成アニメの暗いキャラを重点的に行ってますが、モバイルゲームやボーカロイドのコスプレも行っています。より多くの人に自身のコスプレを通じて、作品・キャラの魅力やコスプレの魅力を伝えられればと考えており、1人でも多くの方に閲覧・共感してほしいと願っています。
よければ私のXをご覧ください。もしかしたら今この記事を見ているあなたは気に入るかもしれません(o^—^o) ここまで読んでくださりありがとうございます!
——ありがとうございました!
人生に大きな影響を与えた『東京喰種』でのコスプレで参加していたりゅねさん。夢だというイベントステージに上がる姿を見るのが今から楽しみだ。
<モデル・回答者>
りゅね
X:https://x.com/Ryune_cos
撮影:kato