大島由香里 自転車交通違反の罰金化に私見 恐怖体験踏まえ「子供がこれをやらなきゃとなったら...」
2025年4月29日(火)17時50分 スポーツニッポン
フリーアナウンサー大島由香里(41)が29日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)にMCとして生出演し、自転車の交通違反が罰金化されることを受け、交通ルールに対する思いを語った。
警察庁は来年4月から、車やオートバイに加え、自転車の交通違反に対しても反則金を徴収する取り締まりを行う方針を固めた。スマートフォンの使用などの「ながら運転」には1万2000円、「踏切立ち入り」が7000円、逆走や歩道通行などの「信号無視や通行区分違反」は6000円が科される。
一方で、ガードレールなどで自転車専用レーンなどの安全が確保されている区間はほとんどなく、SNSには「その前に自転車専用レーンをきちんと作ってくれないと、車とギリギリの距離で生きた心地がしない」「罰金取りまくってその予算で自転車専用レーンを敷いてほしい」「自転車専用レーンに入ってくる車や駐車している車にも罰金科して下さい」などの意見がある。
大島は、愛娘が保育園に通っていた時代の体験を語った。「自転車で毎日、保育園へ送っていた時、後ろに子供を乗せて、第一京浜を通ったんですけど、自転車専用レーンがあるんですよ、一応」。ところが、第一京浜といえば都内でも特に交通量が多く、最大8車線の広い国道。「めちゃくちゃ車が路上駐車していて、そこを超えるのに毎回、死ぬ気で渡らなきゃいけないというのはずっと経験してきて」。文字通り、命懸けで送り迎えをしていたことを明かした。
大人の大島がひやひやしながら通った道。それを自分の子供に置き換えると、生きた心地がしないようで、「もし子供がこれをやらなきゃいけないとなったら、とても自転車に乗せようという気にならない。どっかに訓練してきて下さいというくらい、本当に危ない」と指摘。「歩道通行に関してはちょっとどうにか…」と訴えた。
元女子プロレスラーでタレントの北斗晶も「罰金とかを決める前に、やらなきゃいけないことがあるんじゃないですか?」と、罰金化は時期尚早と断じた。