「しずる」改名後の心境は? 純「改名がゴールじゃない」 「メトロンズ」第8回公演が今日開幕
2025年4月30日（水）17時5分 スポーツニッポン
お笑いコンビ「サルゴリラ」「ライス」「しずる」と作家・演出家の中村元樹氏による演劇チーム「メトロンズ」が30日、東京・赤坂RED/THEATERでこの日に初日を迎えた第8回公演「遠藤さんの叔父さんが死んだけど旅行は行きたい」のゲネプロと取材会を行った。
他人の叔父の死を題材にした作品。脚本を担当した「しずる」の池田一真（41）は「コメディーよりは人間ドラマとして書いている」と表現。一方、コメディー要素もあり、メンバーたちは「今までのゲネプロで一番笑い声が聞こえた」と手応えを口にした。また、「ライス」の田所仁（42）は「脚本の池田が“ここ絶対一番ウケるぞ”って言ってくれたところだけウケなかったのが不安」と明かし、笑いを誘った。
しずるの2人は13日に改名したばかり。池田は「KAZMA」（Zはストローク付き表記）から「池田一真」に、純（44）は「村上純」から「純」へ変更した。池田は改名後の心境を聞かれると「池田一真になってから緊張感はあります」と表情を引き締めた。一方、純は「実感ない。改名がゴールじゃない。名前を残すことが人生で大事。“純”を良い名前として残したい」と話すも、報道陣から「どうせまた改名しますよね？」と指摘され、会場は大爆笑に包まれた。
リーダーの「サルゴリラ」の児玉智洋（45）はメトロンズの今後について「まずは東京で1カ月公演したい。そして全国へ行ったり、映像作品にも挑戦したい」と活動拡大に意欲を見せた。
公演は5月11日まで。また、第9回公演「No Sing， No End！」が9月10日から同所で行われることも発表された。
