ウルウル瞳に迫られたら動揺しちゃう…「薬屋のひとりごと」色っぽく甘えられた壬氏、ドキドキ展開にまさかのオチ
2025年5月4日(日)21時0分 ABEMA TIMES

壬氏(CV:大塚剛央)に全くなびかない猫猫(CV:悠木碧)がついにデレた!?アニメ「薬屋のひとりごと」の1期の最終話で起こったドキドキのシチュエーションのラストは、「そっちかーい」「ですよねー」とツッコミが続出した爆笑展開だった。
「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏による同名のライトノベルが原作のアニメ作品。月刊誌2誌でコミカライズもされ、シリーズ累計発行部数は4000万部を突破している。TVアニメは2023年10月より2クール連続で放送され、後宮で“毒見役”として働くことになった猫猫による推理劇や、猫猫と壬氏とのコミカルなやりとりなどが人気を博し大きな話題となった。2025年1月からは第2期が放送されている。
壬氏は猫猫を毒見役に抜擢した宦官であり、男女問わず魅了する美貌の持ち主でもある。猫猫は毒と薬以外は興味が薄く、壬氏に対してもドライな反応だ。他の女性とは違い自分をもてはやさない猫猫が新鮮なのか、壬氏は何かとちょっかいをかけては面白がるようなところがある。
アニメ1期の最終話となる第24話で、猫猫が身請けされる妓女を送るための舞を踊ったところ、足の傷口が開いてしまった。それを知った壬氏は心配し、猫猫を“お姫様抱っこ”して後宮へ連れ帰ろうとする。「誰かに見られたらどうするんですか」と戸惑う猫猫に構わず、壬氏は「どうせ暗くて見えないだろ」と彼女を抱きかかえたまま下ろさない。
少しいい雰囲気になったところで、急に猫猫が「ずっと言いそびれていたことがありました」と改まった。目を潤ませてじっと壬氏を見つめ、猫猫は「どうしても言わなくてはいけない大切なことでした」と続ける。そして壬氏の顔に手を伸ばしながら言った言葉は、「牛黄(ごおう)をください」だった。
実は壬氏は、ある調査の報酬として希少で高額な漢方薬である牛黄を猫猫に渡す約束をしていた。何事かと壬氏はドギマギさせられたようだったが、一方の猫猫の頭の中は薬のことでいっぱいだったらしい。さらに甘えておねだりしてきた猫猫に、壬氏は思いっきり頭突きを食らわせた。
このシーンは、壬氏が猫猫を抱えて歩き出す頃からwacciによるED曲「愛は薬」が流れる特殊エンディングでもあった。最後にラブコメ展開を期待してしまいそうな演出に、視聴していたファンの気持ちも最高潮になったことだろう。そんな場面でのオチに「そっちかーい」「ですよねー」「うん、2人らしい最終回っちゃ2人らしい最終回だわ」といったコメントが多く寄せられていた。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会