終わりがあるから、今を全力で──LinQ有村南海「悔いのないようツアーを楽しむ」

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　福岡を拠点に活動する9人組アイドルグループ「LinQ」の有村南海が、グループ14周年を記念したアルバム「TOYOU〜LinQ第五楽章〜」発売を記念してメールインタビューに応じた。6月14日からスタートする1期生髙木悠未の卒業ツアーへの想いを語った。（「推し面」取材班）

　「悠未さんが14年間LinQを続けてきてくれたからこそ、今までLinQの歴史が続いてきたし、それを悠未さんが後輩に繋いできてくれたから、ここまで長くグループとして活動できていると思っています」と感謝した有村。1期生として14年もの長い歳月をLinQと歩んだ髙木への尊敬と感謝をにじませた。

　その髙木の卒業を祝うために歴代LinQメンバーが7月5日に集まる特別イベントも予定されている。「私はお会いしたことのないLinQの先輩方がたくさんいて、その方たちがいたからこその今があるって、間近ですごく感じることができる一日になるんじゃないかなと思います」と楽しみと緊張が入り交じっている様子。LinQは有村が2歳の頃に発足したグループで、自身は2020年に当時12歳で10期生として加入した。先輩たちの姿は過去のライブ映像などで見る機会は多かったが、実際のステージでOGのパフォーマンスを目にする機会はなく「このチャンスをくれた悠未さんにも感謝ですし、先輩方の姿を目に焼きつけてLinQの活動を頑張ろうと一層思える1日になれば」と意気込んだ。

　今回のツアーは、8月9日まで全国5会場を巡るスケジュールで行われる。「ツアーが始まるとあっという間に終わりがくると思います。終わってほしくないけどいずれは終わりが来る」。だからこそ「悔いのないようたくさん楽しんで、最後みんなで笑っていられるような思い出に残るツアーにしたいです！」と力強く宣言。先輩たちが築いてきた歴史と想いをしっかりと受け取りながら、これからのLinQを支える新たな一歩を踏み出していく。