たとえ魔力が尽きたとしても…!「葬送のフリーレン」デンケンの最終手段「殴り合い」がかっこよすぎる
2025年5月11日(日)7時0分 ABEMA TIMES

老練の魔法使いはフィジカルでは劣る存在だとでも思ったか?アニメ「葬送のフリーレン」でいつも冷静沈着なデンケン(CV:斉藤次郎)がみせた“まさかの最終手段”が、笑えるけど熱い!
【動画】デンケン、吠える!「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」(21分4秒ごろ〜)
デンケンは、権力争いの末に宮廷魔法使いの座についた老人だ。「竜巻を起こす魔法(ヴァルドゴーゼ)」や「風を業火に変える魔法(ダオスドルグ)」、「裁きの光を放つ魔法(カタストラーヴィア)」など多彩な魔法を操り、どんな事態にも冷静に対処する。
第21話では、そんなデンケンもさすがに万策尽きたようだ。一級魔法使い試験の第一次試験で、ついに魔力切れを起こした。同じパーティーの仲間たちの魔力も残りわずかだというのに、試験合格に必要な隕鉄鳥(シュティレ)を捕獲できていないままだ。それでもデンケンは、「こういうとき、宮廷魔法使いならどうすると思う?最後まで醜くあがくんだ」と諦めずにいた。
ピンチのなか、デンケンたちは、隕鉄鳥を確保している別のパーティーを発見した。仲間のリヒター(CV:花輪英司)に「どうするつもりだ」と尋ねられて、デンケンは「腹を括れ。男だろうが」と急に上着を脱ぎ捨てた。そして、「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」と拳を握り、勢いよく相手に向かっていった。
いかにも知性派という佇まいのデンケンのまさかの“物理攻撃”に、「ガッツありすぎw」「良いキャラじゃねぇか!!」「まさかの殴り合いはびっくり笑」と視聴者は大盛りあがり。放送当時、X(旧Twitter)上で「デンケン」「殴り合い」がトレンド入りするほどの反響となった。
現在一挙配信中のアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。魔王が討伐された“その後”の世界を舞台に、1000年以上生きる魔法使いのフリーレン(CV:種崎敦美)が “人を知るための旅”に出る物語だ。数々の賞を受賞するなど絶大な支持と評価を得る原作コミックスは既刊14巻で、累計発行部数2400万部を超える。また、2026年1月よりテレビアニメ第2期が放送されることが決定している。
※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会