声優・小倉唯 廃棄処分依頼の商品を第三者が不正転売 法的措置へ「刑事面での対応も視野」

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　声優の小倉唯（29）が廃棄処分していた物の一部が第三者によって不正転売されていたことを13日、公式サイトで発表した。この事態に対して弁護士を通じた法的措置を進め、警察とも連携して刑事面での対応も視野に入れていくとした。

　「不正転売に関するご報告と今後の対応について」として「この度、小倉唯の運営チームにおいて、廃棄処分を依頼していた物の一部が、第三者によってオークションサイト等で不正に転売されていたことが判明いたしました」と発表した。

　不正転売されている物については「廃棄を前提として回収業者へ処分を依頼したものであり、譲渡・販売を許可した事実は一切ございません」とした。

　この一件について「現在、事態を重く受け止め、弁護士を通じた法的措置を進めるとともに、警察とも連携し、刑事面での対応も視野に入れております」とし「なお、転売された品につきましては、すでにすべて運営側にて回収が完了しております」としている。

　また「本件に関するSNS等での無責任な投稿や憶測に基づく拡散行為は、今後の対応に悪影響をきたすだけではなく、名誉毀損やプライバシー侵害等、重大な権利侵害につながるおそれもございます」と注意喚起し「該当する投稿への共感を示す『いいね』などの行為も、内容の拡散や誤情報の助長につながりますので、控えていただきますようお願いいたします」と伝えた。

　「すでに投稿・拡散されている方は、内容の削除にご協力いただけますようお願い申し上げます。広めて得られるものは何一つなく、むしろ事態を混乱させる行為、妨げとなりかねません。ご自身の発信には、どうか責任をもってご対応いただきますよう、重ねてお願い申し上げます」と呼び掛けた。

　そして「ファンの皆様には、多大なるご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪し「今後このような事態が再び起こらぬよう、社内の管理体制も見直し、関係各所と連携の上、再発防止に向けて厳正に対応してまいります。引き続き、安心して応援していただける環境づくりに努めてまいりますので、今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます」としている。