松山千春「無事帰ってまいりました」昨秋冠動脈バイパス手術後初の東京公演

2025年5月15日(木)22時0分 スポーツニッポン

 歌手の松山千春(69)が15日、東京国際フォーラムで全国ツアーの東京公演を行った。昨年9月に狭心症の悪化による冠動脈バイパス手術を受け、同10月から開催予定だった全国ツアーを中止。今年4月に埼玉でスタートした全国ツアーで本格復帰していた。

 開演5分前になると会場からは手拍子や「千春ー!」とかけ声が飛んだ。大歓声に迎えられ登場すると「心臓の手術を無事終え、帰って参りました」とあいさつ。トーク中には、バンドメンバーに「(ツアーが中止になった時)何があったと思った?」と語りかけ、「死んだかと思った?」とジョークを飛ばし観客を笑わせた。ファン5000人に新曲「君の明日」など19曲を披露した。

 また、ロックバンド「TUBE」の前田亘輝(60)がリハーサルに顔を出したと明かした。「演奏をバックに歌わせてください」と、松山の「恋」を歌ったという。松山は「歌うやつによって全然変わるんだな。前田らしいひっくり返し方だった」と歌声に関心したが、「点数的には30点だったけどな」とオチをつけて再び爆笑をさらった。

 アンコールでは、同じ北海道足寄町出身で親交の深い鈴木宗男参院議員がステージに駆けつけた。松山とガッチリと握手を交わし「みなさんこんばんわ!」とあいさつ。「皆さんの松山千春さんを思う気持ちが伝わってきて感激しました」と興奮気味だった。

 その後、松山は代表曲「大空と大地の中で」を熱唱。最後のサビにはバンドも演奏を止め、観客とともにアカペラで大合唱した。

スポーツニッポン

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