右腕切断の佐野慈紀氏 手術後2度目となる始球式へ 打者役はラミレス氏「意地でもストライク投げないと」
2025年5月15日(木)16時23分 スポーツニッポン
現役時代に近鉄、中日などで通算41勝を挙げた右腕で、昨年5月に感染症の悪化で右腕切断手術を受けた佐野慈紀氏(57)が15日までに自身のブログを更新。手術後2度目となる始球式に臨むことを報告した。
佐野氏は「再びマウンドに」と題した投稿で「退院後1カ月が経ちました。日々穏やかに過ごしています。筋力UPに勤しんでいますがまだまだですね笑」と近況を報告。
続けて「今週土曜日 今年も開催される第6回くら寿司トーナメント星野仙一旗争奪第19回全国学童軟式野球大会ポップアスリートカップの開会式が行われます。今年も多くのチームが参加してくれました」と紹介し、「そしてその開会式のマウンドにて始球式をさせて頂く事に!」と、始球式に登場することを明かした。
佐野氏は昨年12月に神宮球場で行われた学童野球全国大会の始球式に登場。左腕からお馴染みの「ピッカリ投法」を披露した。
ブログでも「昨年の神宮球場での始球式以来再びマウンドに上がります!」とし、「そしてバッターにはなんと!レジェンド ラミちゃんが!」と、元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏が打者を務めると明かした。
佐野氏は「これは意地でもストライクを投げないとね!気持ちを込めて投げたいと思います」と決意をつづった。