『あんぱん』“メイコ”原菜乃華の歌声に反響 “あんぱんの歌”誕生の裏側 アドリブではなく…

2025年5月17日(土)7時0分 マイナビニュース


女優の今田美桜が主演を務める連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合 毎週月〜土曜8:00〜ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、朝田家の三女・メイコを原菜乃華が好演している。13日に放送された第32回では、“あんぱんの歌”などを歌うメイコの歌唱シーンが大きな話題に。制作統括の倉崎憲氏に“あんぱんの歌”誕生の経緯やメイコのキャラ設定、さらに気になる今後について話を聞いた。
112作目の朝ドラとなる『あんぱん』は、漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さん夫婦をモデルに、何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。小松暢さんがモデルのヒロイン・朝田のぶ役を今田美桜、やなせたかしさんがモデルの柳井嵩を北村匠海が演じ、脚本は中園ミホ氏が手掛けている。
○メイコが歌う“あんぱんの歌”が「可愛すぎる」「耳に残る」と話題
第32回では、メイコがあんぱんを売り歩きながら「あーんぱん あーんぱん ほっぺが落ちたよ朝田パン」「みんながにっこり あんこのパン」などと歌い、SNS上では「あんぱんの歌を歌うメイコちゃんかわいい」「メイコちゃん 朝田パンの歌が可愛すぎる」「メイコちゃんのあんぱんの歌、耳に残るんだよなぁ。あ〜んぱん♪」などと、メイコの歌に心をつかまれたという視聴者が続出した。
「メイコの歌はアドリブか否か」「メイコちゃん、その歌はアドリブなが?」といった声もあったが、この“あんぱんの歌”は、『あんぱん』の音楽を担当している作曲家・井筒昭雄氏が手掛けたものだと倉崎氏は明かす。
「朝田パンは店でも販売していますが、日によっては3姉妹が街中を売り歩く姿も描きたかったので、掛け声が欲しいよねという話になって歌詞はチーフ演出の柳川監督が書き、曲を井筒さんに作ってもらいました。親しみやすく耳馴染みのいいメロディをお願いし、3パターンいただいた中で、一番シンプルで耳心地がいいということで、あの曲にさせてもらいました」
○メイコは原菜乃華に決まったことで歌好きキャラに
第32回では、海辺で健太郎(高橋文哉)のギターに合わせて「椰子の実」を歌う場面も登場し、メイコの透き通った歌声が響いた。そして、健太郎が「メイコさんの歌声は素敵やね〜」と褒めるとメイコは照れ、さらに、動揺して転んだメイコに健太郎が手を差し伸べるという胸キューンシーンも描かれた。
歌唱力のある原に決定したことから歌が好きというキャラクターになったというメイコ。第29回でのぶと蘭子(河合優実)と共によさこい節を歌うシーンもあったが、倉崎氏は「よさこい節のシーンも海のシーンもそうですが、いろんなところであの歌声、メイコの魅力をふんだんに出したかったので、演出陣のアイデアもありあんぱんを売り歩くところも掛け声を入れました」と言い、中園氏らと相談しながらなるべく歌唱シーンを登場させたという。
そして、視聴者に向けて「この先、3姉妹それぞれの生き方を描いていく中で、長女ののぶと次女の蘭子とは違う、メイコにしかできない生き方を描いていくつもりで、その一つとして歌への思いが明かされる部分もあるので、彼女の夢も含め、どういう人生を歩んでいくのか楽しみにしていただけたら。健太郎との恋模様もどうなるのか注目していただきたいです」とメッセージを送った。
(C)NHK

マイナビニュース

「あんぱん」をもっと詳しく

「あんぱん」のニュース

「あんぱん」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ