サンモニ・膳場貴子キャスター 中居氏側の“性暴力”巡る反論に「日本社会の認識も急速に変化」と指摘
2025年5月18日(日)18時24分 スポーツニッポン
フリーアナウンサーの膳場貴子(50)が18日、総合司会を務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に生出演。元タレントの中居正広氏(52)の代理人弁護士がフジテレビの第三者委員会に性暴力を認定された件について反論したことに言及した。
代理人弁護士は12日に発表した文書で、第三者委が3月31日に公表した報告書について(1)作成に用いたヒアリング記録と証拠(2)性暴力があったと認定した証拠(3)証拠が開示できないならその理由、の3点を明らかにするよう要求した。そして“性暴力”の表現について「『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」とした。
第三者委が引用した世界保健機関(WHO)の性暴力定義は「性を使った暴力全般」という幅広いもので、弁護士は「中立性・公正性に欠け一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない極めて大きな問題がある」と指摘している。
膳場キャスターは「このWHOの定義は2002年の報告書で定義がなされてますので、それから20年以上経つんですよね」と言及。そして「どうなんでしょう、日本社会の認識もWHOの定義のように急速に変化しているんじゃないかと思うんですけど」と私見を語った。
WHOの「性暴力」定義は、強制力を用いたあらゆる性的な行為、性的行為の要求、望まない性的な発言や誘い、売春、その他、個人の性に向けられた行為を指し、この強制力は心理的な威圧、ゆすり、その他、脅しが含まれ、その強制力の程度は問わないとしている。