THE SECOND~漫才トーナメント 3代目王者・ツートライブが大阪凱旋

2025年5月18日(日)18時43分 スポーツニッポン

 結成16年以上の漫才師の賞レース「THE SECOND〜漫才トーナメント〜」で優勝したツートライブが18日、本拠地・大阪へ凱旋した。

 3代目王者となってから「なんだかわけが分からない」と実感がなかなか沸いてこない周平魂(41)。前夜は記者会見の後、他の出演者やスタッフと懇親会に出演し、ホテルへ。「気持ちが高ぶって眠れなかった」と周平魂とたかのり(41)は声を揃え、2人ともお祝いメールへの返信に追われたそうだ。

 もちろん、チャンピオンの特権で帰阪の新幹線は「天下の吉本さん。グリーン車でした」と周平魂。たかのりは慣れない豪華シートに「緊張して一睡もできなかった」と苦笑いだ。

 帰阪後は早朝から大阪ミナミの「よしもと漫才劇場」で予定に入ってなかった3ステージ。その合間に元々予定していた「森ノ宮よしもと漫才劇場」の3ステージに出演するなど計6ステージをハシゴした。

 ネタは「地下相撲」。昨年の全国ツアーで一番笑いをとり自信のあったネタで、本来はファイナル出場時の3本目のネタとして用意していたが、報道コードに引っかかる内容が満載のため、泣く泣くNGとなったもの。劇場での爆笑ネタを終え「やっぱり漫才劇場は落ち着く。ホームやから」とたかのりもニンマリだ。

 6ステージを終え、優勝者特権のフジテレビ22番組出演の副賞第1弾となるフジテレビ系「Mr.サンデー」(日曜後9・00)出演するため再度、上京した。

 担当マネージャーによると「22本以外に9本の出演が決まりました」と大忙し決定。「楽しく漫才できればいい」という周平魂は「東京の番組を1周バーッと回って、一通りスベってきますわ」と笑いを誘った。

 兵庫県立大の同級生がNSCを経て08年4月にコンビとして活動開始。これまでABCお笑いグランプリで決勝進出するなど、関西では漫才の実力を評価されてきた。だが、全国区の賞レースでは苦杯続き。M—1グランプリでは17年から23年まで7年連続で準々決勝敗退とあと一歩、届かなかった。ようやく花開いた形だ。

 この日は大阪でのステージの合間に一瞬だけ自宅へ戻った周平魂。夫人と5歳の息子と円陣を組んで歓びを分かち合った。「トト(父)、かっこよかったよ」と息子からもらったメールが一番うれしかったようだ。

スポーツニッポン

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