今夜の『恋は闇』あらすじ。他の女性と暮らしていた浩暉に別れを告げた万琴。浩暉が《血》にこだわる理由は。そしてついに…<ネタバレ>
2025年5月21日(水)12時30分 婦人公論.jp
『恋は闇』(写真提供:日本テレビ)
日本テレビ系列で現在放送中の志尊淳さん・岸井ゆきさんのW主演ドラマ『恋は闇』(毎週水曜よる10時〜)。第6話「恋路は、闇に迷う」が5月21日に放送予定です。
連続殺人鬼と疑われる主人公・週刊誌のフリーライターの設楽浩暉を志尊淳さん。そして、浩暉に強烈に惹かれていくヒロイン・テレビ局の情報番組ディレクターの筒井万琴役を岸井ゆきのさん。万琴の高校からの親友で看護婦の内海向葵役を森田望智さん。万琴や向葵と高校からの友人で、正義感あふれる警視庁捜査一課・刑事の小峰正聖役を白洲迅さんが演じます。
主題歌『BEAT』は、21世紀生まれのソロアーティスト〈WurtS〉がドラマのために書き下ろした新曲。『あなたの番です』、『真犯人フラグ』の制作スタッフが送る、究極の恋愛ミステリー。
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「愛した男は、連続殺人鬼なのか——?」
なぜ、連続殺人は起きているのか。なぜ、男は彼女と出会ったのか。なぜ、男のアリバイが曖昧なのか。なぜ、男は犯人と同じものを持っているのか。なぜ、男はそこまで知っているのか。なぜ、2人は恋に堕ちたのか。
絡み合うすねての「なぜ」をたぐりよせ、「真実」へ近づいていく。
*以下5月21日放送回のネタバレを含みます。
<前回のあらすじ>
【ホルスの目殺人事件】の新たな犯行が予測された5月5日、犯人らしき人物に襲われた万琴は九死に一生を得るが、その目と鼻の先のマンションで40代女性の遺体が発見された。
現場の様子や犯行の手口から、警察は【ホルスの目殺人事件】の5人目の被害者と断定。さらに、万琴の傷口から検出された別の女性のDNAと、5人目の被害者のDNAが一致。万琴を襲った人物が【ホルスの目殺人事件】の犯人であると確定する——。
犯人の唯一の目撃者となった万琴のスクープ映像は世間の注目を集め、総合演出の野田(田中哲司さん)は「うちの独占スクープだ!」と意気揚々。
警察は犯人の凶器と手袋を特定するが、週刊新流に『「ホルスの目」新展開!凶器、手袋、スニーカーを特定!』の見出しが躍り、捜査本部は騒然!
またしても浩暉が情報をすっぱ抜いたのだ。なぜ警察発表前の情報が分かるのか……記事を読んだ正聖(白洲迅さん)は、浩暉への疑念をますます強める。
現場近くの防犯カメラ映像や目撃情報から、警察は浩暉の父・設楽貫路(萩原聖人さん)の犯行で間違いないとみて、その行方を捜索。そんな中、司法解剖により、5人目の被害者の腕から注射痕が見つかった。
さらに、過去4件の被害者の腕にも注射痕を隠すような傷があったことが判明し、鑑識の松岡(浜野謙太さん)は、犯人が血を抜いて戦利品として持ち帰っている可能性を指摘。
それを聞いた正聖は、以前、浩暉のアパートで見つけた注射器の配達票を刑事部長らに示し、今回の連続殺人事件も10年前の設楽久美子殺害事件も犯人は浩暉だと主張。しかし、今さら10年前の貫路の冤罪を認めるわけにいかない上層部は聞く耳を持たず……。
そして万琴のもとに差出人不明の封書が届く。封書の中には、10年前の浩暉の免許証のデータと、『立川市女性弁護士 刺殺事件』の捜査資料が入っていた。
一方、向葵(森田望智さん)の勤務先の病院には、なぜか変装した浩暉の姿が。2人で話す浩暉と向葵。向葵は、事件被害者としての思いを吐露する。「一度負った傷は癒えない、加害者も自分の犯した罪に追われて生きていけばいい……」と。
向葵の先輩看護師・透子(小林涼子さん)と浩暉が昔付き合っていたことを知った万琴は、透子から浩暉の《ヤバい過去》を聞かされる…。
10年以上前、浩暉は病院で警備員のアルバイトをしていた。新人だった透子は、家で採血の練習をする時、よく浩暉に練習台になってもらっていた。するとそのうち浩暉も「やってみたい」と言い出し、何度も血を抜かれたという。おかげで腕がアザだらけになったと言う透子は、万琴に「沼ると危険かもよ?」と忠告。万琴は、心配そうな向葵に、「このこと誰にも言わないで、正聖には特に」とお願いする。
透子の話から万琴は、警備員を辞めた後に浩暉が働いていたホストクラブを訪ね、当時の浩暉を知る人たちから話を聞く。店長は浩暉を「金の亡者だった」と言い、当時の女性客は浩暉から「血ちょうだい」と採血キットまで取り出して頼まれ、ゾッとしたと証言する……。
浩暉の過去を知れば知るほど不安になる万琴は、免許証データの住所をもとに浩暉のアパートへ向かい、浩暉がいないのを見計らって部屋に侵入。そこで見つけたものは——。
そして、驚く万琴の前に、見知らぬ女性(齋藤飛鳥さん)が無表情であらわれて——!?
『恋は闇』(写真提供:日本テレビ)
<第6話あらすじ>
「何してるんですか?私たちの部屋で」——。
【ホルスの目殺人事件】の真相を追う万琴は、疑惑を払拭したい一心で侵入した浩暉の部屋で、見知らぬ女性に遭遇。浩暉はその女性と一緒に暮らしているようで……。
万琴は、何も言い訳しない浩暉に「もう会わない」と別れを告げる。
傷ついた万琴は向葵を部屋に呼んでヤケ食い。「万琴への気持ちはウソには思えなかった」と言う向葵。だが、万琴は一度も「好き」と言われたことがないことを思いだし、自分が単なる浮気相手でしかなかったことに気付くと、浩暉の連絡先をブロックしてしまう。
ホルスの犯人が被害者たちの血を持ち帰っていた可能性が浮かび上がる中、万琴は浩暉の部屋の冷蔵庫で見た赤い液体入りの袋が気になっていた。そんな万琴に、配達員の唯月(望月歩さん)が「俺つかんでしまったかもしれないんだよ!」と、事件に関する重要なネタを手に入れたと報告。それは鑑識・松岡についての妙なウワサで……。
一方、刑事の正聖は、松岡から浩暉が《血》にこだわる理由を示唆される。
さらに、万琴の後輩・木下(小林虎之介さん)のもとに事件の目撃情報が寄せられ、木下はスクープを狙おうと張り切るが……。
恋の四角関係が大きく動く中、思わぬ悲劇が巻き起こる——!