新農相・小泉進次郎氏 備蓄米“入札一時中止”で早くも見直し 随意契約活用へ「協議の加速化を指示」
2025年5月21日(水)21時33分 スポーツニッポン
自民党の小泉進次郎衆院議員(44)が21日、農林水産大臣に就任して記者会見に臨み、1時間15分にわたり、農政の今後について述べた。
小泉氏は就任にあたり、石破茂首相から「随意契約を活用して備蓄米の売り渡しを検討するようにとの指示があった」と報告。そこで「来週の入札をいったん中止し、随意契約で具体的な対策を検討するよう事務方に指示を出したところ」と明かした。
随意契約の制度設計については「農水省と財務省など協議をしています。協議の調整についても加速化を指示して、できるだけ次の入札、随意契約を始めたいと思っている」と迅速な対応に意欲を見せた。
また、会見冒頭では「農林水産省の最も重要な使命は、国民の皆様に食料を安定的に供給することだと考えています。そのため、まずはコメについて消費者に安定した価格で供給できるように全力で取り組んでいきたい」と強調していた。