峯村健司氏「コメ行政はもう破綻している...小泉大臣、改革して切り込んでほしいなとホントに思います」
2025年5月22日(木)9時51分 スポーツニッポン
キヤノングローバル戦略研究所主任研究員の峯村健司氏が22日、コメンテーターを務めるフジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜前8・14)に出演。コメを巡る失言で退場した江藤拓前農水相(衆院宮崎2区)に代わり、農林水産省のトップに就いた小泉進次郎農水相(衆院神奈川11区)について言及した。
小泉氏は記者会見で「コメ政策に集中したい」と、価格対策に優先して取り組む姿勢を歯切れよくアピール。備蓄米放出の手続きを随意契約に見直すと宣言する一方、契約先は「幅広く募りたい」と手堅い回答し、備蓄米を「需要があれば無制限に出す」との方針を示した。
また、石破茂首相は党首討論で、高止まりするコメ価格を巡り「(5キロ当たり)3000円台でなければならない。4000円台ということはあってはならない」とし、値下がりが実現しなかった場合「責任を取っていかねばならない」と語った。全国のスーパーで5〜11日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格は前週に比べ54円高い4268円だった。
峯村氏は、「今回、随意契約というのは1つの考え方ですし、私は、コメ行政はもう破綻しているということだと思いますので、小泉大臣、改革して切り込んでほしいなとホントに思いますよね」と自身の見解を述べた。