“伝説級キスシーン”映画! その後オマージュされまくったヒーローのキスも<今日はキスの日>

2025年5月23日(金)6時30分 クランクイン!

5月23日は「キスの日」なのをご存じだろうか。由来は意外にも、日本初のキスシーンが登場する映画『はたちの青春』が封切りされたことを記念してのことだそう。映画におけるキスと言えば…豪華客船の船首でジャック(レオナルド・ディカプリオ)とローズ(ケイト・ウィンスレット)が初めて唇を重ねる『タイタニック』や、ゴーストになった恋人と別れのキスをする『ゴースト ニューヨークの幻』、『ティファニーで朝食を』の雨の中のキスなど、アイコニックなシーンが盛りだくさん。他にも忘れてはいけない、名キスシーンのある映画5作品を紹介。ロマンティックな気分に浸ってみて!

■『スパイダーマン』(2002)



 人気アメコミを原作に、サム・ライミ監督が映画化したメガヒットシリーズ第1作。ピーター・パーカー/スパイダーマンを演じるのは、トビー・マグワイア。MJをキルスティン・ダンスト、親友ハリーをジェームズ・フランコ、そしてヴィランのグリーン・ゴブリンをウィレム・デフォーが演じる。おじ夫妻と暮らす普通の高校生ピーターが、遺伝子を組み替えた特殊なクモに噛まれたことから、特殊な力を手に入れてスーパーヒーローに。親愛なる隣人として悪と戦いつつ、思いを寄せるMJのピンチを助ける。

 本作で語り継がれるのが、雨の中MJが、助けてくれたお礼をしたいと、逆さづりのスパイダーマンに口づけをするシーン。撮影中は、鼻に水が入ったり、息が出来なかったりと、ロマンティックとは程遠かったらしいが、MTVムービー・アワードで最優秀キスシーン賞に選ばれたほか、『シュレック』や『スパイダーマン:スパイダーバース』などでオマージュされるなど、ポップカルチャーのアイコンにもなっている。

■『君の名前で僕を呼んで』(2017)



 アンドレ・アシマンの同名小説を基に、ルカ・グァダニーノ監督が、17歳の少年と24歳の青年のひと夏の恋を瑞々(みずみず)しくも儚(はかな)く描いた名作。舞台は、携帯電話の普及やエイズ問題が表面化する前、1983年夏の北イタリアの避暑地。大学教授の父(マイケル・スタールバーグ)の元に、アメリカからインターンとして大学院生オリヴァーがやって来る。最初は反感を覚えるエリオだったものの、どんどん惹かれていく…。

 押さえきれない思いと、抑え込みたい思いが、やっとぶつかり合った物語中盤のキス、そして全てを経験し、夏の終わりを惜しみ、慈しむようにひっそりと交わした終盤のキス。人気急上昇中のティモシー・シャラメと、スキャンダル前のアーミー・ハマーの美しすぎるケミストリーに悶絶する人が続出した。どちらも官能的でうっとりさせてくれるけれど、控えめなテイクもあったそうなので、正しい選択に感謝するばかり!

クランクイン!

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