高嶋ちさ子「余計なことを...」 長嶋一茂愛娘を巡るビザ騒動で右往左往 送信取り消し連打「初めてかも」

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　バイオリニスト高嶋ちさ子（56）が、23日放送のテレビ朝日系「ザワつく！金曜日」（金曜後6・50）に出演し、元プロ野球選手でタレント長嶋一茂（59）の愛娘にまつわる報道についてコメントした。

　愛娘が米国に留学している一茂は、4月25日放送の同局系「羽鳥慎一　モーニングショー」に出演した際、トランプ米大統領が全米130以上の大学で留学生や卒業生のビザ、在留資格を取り消しているとのニュースについてコメント。この時の発言から、一茂の愛娘がビザをはく奪されたと一部で報じられた。一茂がたとえ話として話したことが、誤解を生む表現だったことから、「はく奪された」として世にニュースが出た。一茂は5月2日の同番組内で、「そういった事実は一切ございません」などと否定。この日の「ザワつく」でも、誤報に至った経緯について、推測を含め説明した。

　このニュースは、同じく愛息が米国留学中の高嶋にも影響を及ぼしたという。「私もやっぱり子供がアメリカにいるから、アメリカにいる子供たちは凄く気を付けていて。“日本人では一人も出ていないから、大丈夫だと。だけどきちっとした生活をしていないといけないよ”みたいなことを、口を酸っぱくして言っていて」。そんな中で飛び込んだのが、一茂の愛娘にまつわる記事。高嶋は「びっくりしすぎて、こっち（一茂）じゃなくて、奥様に（メッセージを）送ってしまったわけだよ」と、一茂ではなく妻に連絡したことを明かした。

　一茂の妻からは「どうせまたカズさんが変なこと言ったんでしょう」といった返信があったという。しかし、高嶋は「その後、余計なことをしたんじゃないかと。嫌な予感がして」と当時の心中を口にした。「（妻が）何も知らなかったのに、余計な情報を（伝えてしまった）と思って」。一茂には、発言をすぐ取り消した方がいいといった主旨のメッセージを送ったが、一茂夫妻の間で話がこじれることも懸念したといい、「送っては取り消し、送っては取り消し…」と右往左往したことを打ち明けた。

　高嶋の心配をよそに、一茂へのメッセージは一向に既読にならなかったという。偶然にもその日、一茂は収録が立て込んでいた日だったようで、「（収録が）終わってからちさ子ちゃんのLINEを見て、過去最大ですよ？送信取り消し（の数）。あんなに送信取り消されたの、初めてでさ。俺、何かやったのかと思ったわけ。送信取り消し、送信取り消しって、6個も7個もあるのよ」と驚いていた。一茂は高嶋の「逆鱗に触れた」ことがあったのかと推測したというが、高嶋の説明に納得。高嶋は「私も初めてかも。送信取り消し」と話していた。

　高嶋はあらためて騒動について、「（一茂の愛娘がビザをはく奪された）日本人1号なのかと思っちゃって」と気をもんだことを告白。「普通に暮らしている、まじめなお嬢様なわけですよ。それが一発アウトになるわけないから、おかしいなと思って。心配になっちゃって」と胸の内を明かしていた。