佐藤栞里が号泣「生まれて初めて」の初日舞台あいさつ 「希望をもらった」寺尾聰からの言葉明かす

2025年5月23日(金)15時44分 スポーツニッポン

 女優の佐藤栞里(34)が23日に都内で行われた、寺尾聰と松坂桃李ダブル主演映画「父と僕の終わらない歌」(監督小泉徳宏)の公開初日舞台あいさつに出席。「生まれて初めて」となった実写映画の公開初日舞台あいさつに挑み、涙を流しながら撮影を振り返った。

 同作は、アルツハイマー型認知症を患いながら80歳にして英国史上最高齢でCDデビューを果たした男性とその息子の実話を基に、日本・横浜を舞台として人間ドラマを描いた。

 紹介を受けた佐藤は「実写の映画の公開初日舞台あいさつ生まれて初めてなので…」と明かすと、会場からは大きな拍手。涙を流すファンを見つけると、こみ上げてくるものが。「凄いあたたかいものが皆さんに届いたんだなって。この作品のファンのひとりでもあるので、たくさんの方に届いたと思うと…」と言葉を続けようとするも、佐藤は目に大粒の涙を浮かべ「うえーん。凄くうれしいです」と喜びをかみしめた。

 演技経験が少ない佐藤。大先輩である寺尾聰との共演シーンが印象に残っているという。「寺尾さんが私の目をまっすぐ見て“うそが本当になる瞬間があるんだよ。そのセリフが本当になる時が来たらもっとお芝居が楽しくなるよ”と言ってくださって…」と続けるも、涙が止まらない。

 寺尾の言葉に「希望をもらった」と感謝。「これから頑張っていきたいなと思ったんです…」とまた涙。「そうだった!」とポケットからハンカチを取り出し、何度も涙を拭った佐藤だったが、最後は希望に満ちあふれた可愛らしい笑顔を見せた。

 この日、寺尾聰、松坂桃李、佐藤栞里、副島淳、ディーン・フジオカ松坂慶子、小泉徳宏監督も登壇した。

スポーツニッポン

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