テレビシリーズも急展開!ガンダム「GQuuuuuuX」劇場版の展覧会オープン!

2025年5月24日(土)12時0分 スポーツニッポン

 日本テレビ系で放送中の人気アニメの劇場先行版で、今年1月に公開された「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)−Beginning−」の特別企画展が24日、東京・池袋のアニメ東京ステーションできょう24日、初日を迎えた。これに先立ち行われたプレス内覧会で見つけた見どころを紹介する。

 【1】入り口で迎えてくれるのは、ガンダムシリーズのオールドファンにもおなじみシャア・アズナブルとシャリア・ブルの等身大パネル。シャアの頭上に大きく書かれた「ガンダム、出る」の白文字に違和感を感じなくなってしまったファンも多いのでは?シャア専用ザクと量産型ザク、白いガンダムのパネルもあり、改めてその造形の細部に目を凝らすのも楽しい。うーん、去年までの自分が思ってたのと違う。

 【2】劇場版映像の流れるモニター画面にしばし見入る。隣にはU.C(宇宙世紀)0085の文字。そう「ジークアクス」は“一年戦争”から5年後の物語。主人公の女子高生アマテ・ユズリハ(マチュ)と“運び屋”の少女ニャアンが出会った駅の自動改札が再現されている。「♪もしもあの改札の前で立ち止まらず歩いていれば」と米津玄師が歌うオープニング曲が頭をよぎる。物語が動き出した、あの場面に自分が居合わせたような錯覚を味わう。その奥の壁面には、謎の青年シュウジが高架下にペンキで描く「キラキラ」も再現されている。ここは自撮りしたくなる…。

 【3】キラキラを抜けると、等身大キャラボードが並ぶ。マチュとニャアン、シュウジ、そして行動を共にするカネバン有限公司の面々、シャリア・ブルらジオン公国軍のキャラクターのビジュアルと簡単な説明文。キャラと物語を再確認したいところだ。ちなみに透明ケース内には、劇場版の台本のほか、入場者特典が展示されている。

 【4】物語は、ガンダムシリーズの設定「宇宙世紀」を下敷きにした仮想戦記。モビルスーツは2機1組で賞金をかけた非合法の「クランバトル(クラバ)」を戦う。クラバから広がっていく物語がもっと気になるところだが、まずはクラバな基本を抑えたい。

 【5】鶴巻和哉監督と杉谷勇樹エグゼクティブプロデューサー、アニメーションメカニカルデザインメカニカル総作画監督の金世俊氏の3人に、マフィア梶田氏がインタビューする映像も興味深い。好きなガンダム作品とモビルスーツなど、製作スタッフ3人のガンダムシリーズに対する熱い思いを知ることができる。

 【6】「機動戦士ガンダム」から「閃光のハサウェイ」まで、宇宙世紀シリーズの作品と時間軸が整理されてボードを展示。1979年に始まり、U.C.0079年を描いた「機動戦士ガンダム」から、2021年に発表されたU.C.0105年の「ハサウェイ」。現実世界の時の流れと宇宙世紀。ジークアクスが与える影響を想像するのも面白い。

 【7】名場面と名セリフの部屋。「よくわかんないけど…なんかわかった!」「ガンダムが言っている」「宇宙(そら)って自由ですか」。口にしたくなる言葉と、忘れられないシーンが並ぶ。ちなみにこの部屋ではスマホを使って、シャアのヘルメットと仮面、シャリア・ブルのメガネとヒゲを自分の顔に合成できるなどのAR体験が楽しめる。

 展示は8月11日まで同所で。午前11時から午後7時まで。最終入場は午後6時半。

 日本テレビ系で火曜深夜に放送中の「機動戦士」は、ガンダムシリーズのオールドファンだけでなく、新規のファンも巻き込んで連日話題。ここに来て目が離せない展開になっている。

スポーツニッポン

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