「倫理観崩壊してる」「ずっとイライラ」永野芽郁『キャスター』最終章突入も広がるヒロインへの拒否感
2025年5月26日(月)17時25分 女性自身
5月25日、阿部寛(60)が主演を務め、永野芽郁(25)が出演している日曜劇場『キャスター』(TBS系)の第7話が放送された。第8話からは“最終章”へと突入することになるが、ここにきて永野が演じるヒロイン・崎久保華への拒否反応が強まっている。
同作は、テレビ局の報道番組を舞台に描いた社会派エンターテインメント。真実を伝えるためには手段を選ばない型破りなキャスター・進藤壮一役を阿部が演じ、共に真実を追う番組の総合演出・崎久保を永野が演じている。
「初回の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は14.2%と好スタートを切った同作の最新話の平均視聴率は10.3%でした。民放ドラマが軒並み1桁台のところ、世帯視聴率を初回から2桁でキープしており、かなり健闘していると言えます。
永野さんをめぐっては『週刊文春』によって2度にわたり、田中圭さん(40)との不倫疑惑が報じられましたが、その影響もドラマに関しては限定的なものにとどまっていました。しかし、ここにきてそもそものヒロインのキャラクターを受け入れられないという視聴者が相次いでいるのです」(テレビ誌ライター)
18年前に進藤が報じた“臓器売買スクープ”によって、予定していた移植手術が行われず、姉を失ったという過去を持つ崎久保。「命か?違法手術か?」と題された第7話では、前話から続く違法な臓器移植手術を巡る攻防が描かれた。
難病の娘を救うため、違法な臓器移植に踏み切ろうとする真弓(中村アン)は臓器移植仲介NPO法人「ひまわりネット」代表の深沢(新納慎也)に手術を依頼。深沢と進藤には、18年前の進藤のスクープによって深沢が警察に踏み込まれたという因縁がある。
深沢は、違法手術を止めるため病院で真弓らを待ち構えていた進藤に対し、進藤の娘の命を盾に脅迫し、自分や関与した医者を警察に追わせないよう要求。進藤はこの脅迫を受け入れ、警察が真弓のみを逮捕する現場をリポートする。
「その後も崎久保は、難病の少女と亡くなった姉を重ねているため、違法と知りながら真弓と共謀して移植手術の強行へ突っ走ります。進藤には過去の“臓器売買スクープ”を報じなければ救われた命があったと生放送で迫り、報道に後悔はないという進藤に『脅しに屈して娘の命を守るあなたと、娘の命を守るために違法な手術を受けさせようとした母親、どこが違うんでしょうか?』と非難。”ジャーナリストとして認めない”と啖呵を切りました。
臓器移植が行われることになりますが、そこに警察が突入し深沢は逮捕され手術は中止。ドナーが歌舞伎町を歩いていた家出少女で、騙されて連れてこられたと知らされますが、それでも進藤に『あなたは人殺しです!』と詰め寄ります。いくら難病の少女を救うためとはいえ、臓器を騙し取られるドナーのことを丸っきり無視して、自身の正義のために”暴走”する崎久保に、視聴者はついていけなくなっているのだと思います」(前出のテレビ誌ライター)
こうした“暴走気味”なキャラクターに対して、X上でも疑問や拒否感を示す声が続出している。
《スキャンダル抜きしてキャスターの崎久保華のキャラが純粋に嫌い こいつに何のお咎めもないのモヤる〜》
《キャスター臓器移植回なんだか疲れたな…崎久保のキャラクターに…あの役はちょっと演者も不憫…》
《過去の事があるとはいえ違法な臓器売買に手を貸そうとしたりドナーになる子どもの事を全く考えていなかったりで、崎久保さんの倫理観崩壊してる》
《今日のキャスターずっと崎久保にイライラしてた 違法な臓器売買で臓器移植させようとしてる人が人殺しとかどの口が言ってんねん》
《ドラマ『キャスター』、ラストで家出少女の臓器を無断で貰おうとしてて、本当に1ミリすら共感も感情移入もできなかった。もはや脚本が破綻してるとしか思えなかったけど大丈夫なんかね》
最終章は残すところあと3話。崎久保に挽回のチャンスはやってくるのだろうか。