橋下徹氏 斎藤知事は「自分にメリットな情報漏洩はギリギリまで放置...」告発者の私的情報漏洩問題
2025年5月26日(月)8時19分 スポーツニッポン
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が26日までに自身のSNSを更新。斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書を作った元県幹部の私的情報を、斎藤氏の側近だった井ノ本知明元総務部長が県議らに漏らしたとされる問題について言及した。
この問題について、経緯を確認した第三者委員会の調査結果を踏まえ、県が懲戒処分を検討していることが判明。関係者によると停職処分を軸に協議が進んでいる。
文書問題を巡る県議会調査特別委員会(百条委)では、複数の県議が昨年4月ごろに井ノ本氏から情報を見せられたと証言。百条委は今年3月に公表した調査報告書で「文書の信頼性を毀損しようとしたことがうかがわれる」と指摘し、刑事告発などの対応を取るよう県に求めた。
一方、百条委に出頭した井ノ本氏は「守秘義務違反の嫌疑を受ける可能性がある」として詳細な証言を拒否していた。県が検証を委託した第三者委の調査は既に終了。県は処分決定後に、調査報告書の内容を公表する見通し。
橋下氏は「斎藤知事側近の元総務部長を懲戒処分へ 告発者私的情報の漏洩を認定 停職3カ月案も」と題された記事を引用し、「組織挙げて県民局長が告発者だと速攻で探し出したのだから、側近なら簡単に見つけ出すことは可能だったはず。証言も多くあった。告発者の私的情報が漏洩した方が斎藤さんにメリット」と指摘。
続く投稿で「自分にダメージを与える情報漏洩は法律を無視して情報源を徹底的に探し出し、処分。自分にメリットな情報漏洩はギリギリまで放置。ネット事業者への削除要請もしないし、被害者(ご遺族)にも謝罪せず。恐ろしい権力者や」とつづった。