カンテレ新人、西中蓮アナが「よーい!ドン」で“初鳴き”「熱いアナウンサーになりたい」
2025年5月26日(月)12時54分 スポーツニッポン
カンテレ1年目の西中蓮アナウンサーが26日、「よーい!ドン」のお天気コーナーで“初鳴き”。直後の会見で「自分らしさが一番大事だと思ってるので、個性を全面的に出せたら」と意気込みを語った。
高校時代からのトレードマーク“七・三分け”で一度も噛まずに天気を伝えた。締めくくりに「これから持ち前の明るさと熱さを伝えていきたいと思います」と視聴者にアピールした。共演の円広志から「いい声してるね」と褒められニンマリ。放送後「初めてのテレビ出演で緊張しました」とホッとした顔を見せた。
小中はキックボクシングジムに通い、関西No.1になったことも。関大一高、関大ではアメリカンフットボール部に所属。自称「負けず嫌い」の性格で練習に励み、大学2年からオフェンスラインのレギュラーとなった。だが、2年秋に右ヒジ靱帯断裂の重傷。懸命にリハビリを続けたが3年で退部した。
選手の夢は絶たれたが、中学の頃にリオ五輪中継を見て、アナウンサーに憧れ、2年夏からアメフト部と並行してアナウンススクールに通っていた。将来の夢を叶えるため、アナウンスの勉強により一層、力を入れた。2年の3月にはフジテレビ「第3回学生アナウンス大賞」でファイナリストに残り、アナトレ賞を受賞した。
181センチ87キロの大きな体も「現役時代は105キロあった」。その大きな体に似合う大きな声が、明るさ、熱さとともに持ち味だ。目標は「スポーツ実況アナになること」。先輩の岡安譲アナウンサーは「元々、声が大きいのは武器。スポーツの実況で大歓声に負けない声が大切。これからビシビシ鍛えていきます」と期待を込めていた。
テレビ朝日・寺川俊平アナウンサーの“熱盛り”に憧れる。「熱いアナウンサーになりたい」。さらに会ってみたい人としてMLBドジャースの山本由伸投手、競艇の峰竜太選手を挙げる。勝負に貪欲、ストイックな2人と同様「ガツガツ行くタイプですから」と7月頃の本格デビューを見据えていた。