JTが新デバイス「Ploom AURA」発表、加熱式シェア3位の同社が新作投入で「まずは2位を目指す」
2025年5月27日(火)18時4分 オリコン
発表されたデバイス「Ploom AURA(プルーム・オーラ)」とプルーム専用たばこスティック「EVO(エボ)」
この日発表した「プルーム・オーラ」は、世界に先駆け日本市場で先行発売。これまでのプルームシリーズとは異なり、細長くコンパクトでスリムなフォルムとなっていることがまず目を引く。カラーバリエーションは4色。最新加熱技術”SMART HEATFLOW”を採用し、満足感とたばこ本来の味と吸いごたえを最初から最後まで楽しむことができる。また、”HEAT SELECT SYSTEM”を新たに搭載し、4つの加熱モード(スタンダードモード、ロングモード、ストロングモード、エコモード)が選択可能となっている。
「EVO」は、JT史上初となる加熱式たばこ専用のプレミアムブランドで、厳選たばこ葉のみを使用。10万回を超えるテイスティングを経て選び抜かれており、ディープ・レギュラー、コールド・メンソール、ベリー・クリスタルの3銘柄が発売される。
発表会では、オーラなど高温加熱型の加熱式たばこについて、「紙巻きに次ぐ第2の成長エンジン」とし、国内で同セグメント内シェア10%半ばを目指すことを宣言。6500億円の投資をしていくと明かした。また、現時点では日本の加熱式たばこ市場で3位であることにも言及。「とはいえ、プルーム・エックス発売以来、2位との差を着実に縮めている。オーラの投入で成長を加速させ、中核市場である日本においてプルームブランド単体で3位から2位に引き上げたい」とコメント。日本での発売を皮切りに順次グローバル展開していくと言い、「グローバルでも2位、黒字化達成を目指すが、よい兆候は見えている。もちろん2位に満足するつもりはなく、次のステージへと展開していく」と、今後への展望を語った。
本日行われたRRP事業戦略・新商品発表会は、JTインターナショナルRRP エグゼクティブ・バイス・プレジデントの筒井岳彦氏、同マーケティング&セールス シニア・バイス・プレジデントのナターシャ・ミロセビッチ氏、同日本マーケットRRP プロダクト・ブランド ディレクターの山口顕氏が登壇。TOKYO NODE HALLで実施され、大々的な新商品発表会は15年ぶりとなった。
「プルーム・オーラ」「エボ」は、5月27日よりCLUB JTオンラインショップ及び全国のPloom Shop等にて先行発売。7月1日から順次、全国のコンビニやたばこ店などで販売する。価格は「プルーム・オーラ」が2980円、「エボ」が550円(各税込)。