小朝&玉三郎が今年も共演 今回は対談コーナーも 小朝「玉三郎さんは僕に質問されるのがお好きみたい」
2025年5月27日(火)11時50分 スポーツニッポン
落語家の春風亭小朝(70)が歌舞伎俳優の坂東玉三郎(75)と今年も共演することが決まった。小朝は「人間国宝の玉三郎さんとの共演をお楽しみに!」とアピールしている。
小朝によると、玉三郎から「一緒に何かやりましょう」と連絡があったのが3年前。その年、さっそく京都南座で2人の会を開催。昨年は、大阪松竹座、歌舞伎座、その他各地で公演を重ねてきた。
今年も6月6日から3日間、京都南座での公演が決定。内容は昨年の歌舞伎座公演で好評だった演目で、前半は落語芝居「牡丹燈籠よりお札はがし」と、小朝作の「越路吹雪物語」。前半の「牡丹燈籠」で玉三郎は、お峰・お露・お米の3役を演じる。
加えて今回は対談コーナーが加わる。小朝は「玉三郎さんは僕に質問されるのがお好きみたい。同じ質問をしないのと質問の角度がお気に召しているようです。牡丹燈籠は日本一の女形である玉三郎さんがお相手ですから、やりがいがありますよね。お峰は面白いし、お米は隣にいていつもゾクッとします。越路に関しては自分の作品を玉三郎さんが一緒にやってくださる喜びを感じております。実は越路吹雪物語の次の作品を書き上げたので、いつかそれも二人で公演したいと思っているので新しい挑戦もお楽しみに!」と熱く語っている。
関係者は「各公演の演目には多少違いがりますので、公演情報をお確かめください」と呼び掛けている。
<日程>
▼6月6日(金)、7日(土)、8日(日)=京都南座で各公演とも午後2時開演予定
▼7月6日(日)=昭和女子大学人見記念講堂で午後3時半開演予定
▼7月17日(木)=福岡市民ホール大ホールで午後5時開演予定
▼7月18日(金)=熊本減律劇場演劇ホールで午後5時開演予定