昨年腎臓移植手術受けた小錦 異変感じた米シカゴで入院、抜いた水は15キロ...「透析はアウト」で決断
2025年5月28日(水)14時12分 スポーツニッポン
大相撲の元大関でタレントの小錦八十吉(61)と妻の千絵さん(49)が、28日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜後1・00)に出演。腎臓移植手術について語った。
1997年に現役を引退、現在の体重は「150ぐらい」と明かした小錦。これまでの自身の健康状態は「糖尿もないし血圧も高くなったことがない」といい、「元気だから仕事が出来た」と明かした。
昨年6月に相撲のイベント公演でアメリカを訪れ、最後のシカゴで「ちょっと疲れと痛みがおかしいなって」と異変が。2日後には東京へ戻るスケジュールだったが、「医者に行ったら『飛行機に乗れない、死ぬよ』って言われた」と回想。「腎臓は水が溜まる。心臓に負担がかかるから、十何パーセントしか動いてないって」と診断されたという。
その後現地で10日間ほど入院。「水をいっぱい抜いて。15キロぐらい落とした、水だけ。人間の身体は腎臓が悪いと悪い物が出ない。中に溜まってくる」といい、肺にも負担がかかっていたと話した。
帰国後、腎不全と診断された時の心境について、千絵さんは「日本にいる頃から少しずつ悪くなってた。無理をしてアメリカの公演に行っていたので心配はしてました」と告白。1カ月にわたるアメリカ公演中に再会した際は、「行った時にはだいぶ具合が悪くなってたので。見てすぐ分かりました」と振り返った。
治療のため、人工透析か腎臓移植かの選択を迫られたが、母親と兄弟2人を腎臓疾患で亡くしている小錦は「お母さんがハワイに帰るために凄い疲れるっていう」と、母や兄弟の様子から透析に懸念しつつ、「こういう仕事をやってるから透析はアウト。外国での仕事が多いから。毎週3回、4時間か5時間だから」と説明。また手術前に5日間ほど透析を経験したが「やっぱり大変、仕事できない。終わった後に凄いだるくて」と語った。