木村拓哉 半沢頭取の期待に倍返しだ 9社目広告契約 三菱UFJイメキャラも任せろ!!

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　俳優の木村拓哉（52）が27日、都内で行われた「三菱UFJフィナンシャル・グループ新CM発表会」に出席した。きょう28日から全国で順次放送される新金融サービス「エムット」のCMに出演。海外を含めて9社と広告契約を結んだこととなり、人気は健在。前向きに走り続ける理由を聞かれ「皆さんのモチベーションが上がる瞬間に自分が参加できているのが凄くうれしい。自分一人での力では全くない。皆さんのおかげ」と感謝を語った。

　「エムット」は来月2日から始動。MUFG各社の多様なサービスを統合し、生涯を通じサービスを利用してもらうことを狙う。新サービスブランドを開始するにあたり、木村は女優の石原さとみ（38）、俳優の水上恒司（26）とともにイメージキャラクターに起用された。

　旧事務所の性加害問題を受けて一時は海外の広告を除く広告が相次いで取りやめになっていたが、昨年10月の「ダンディハウス」を皮切りに現在5社のテレビCMに出演。広告代理店関係者は「国民的人気があり、さまざまな年代からの知名度が高い。家族仲も良く、プライベートにおいても信頼が厚い」と指摘した。

　26日には人気主演ドラマシリーズ「教場」の映画版が来年公開されることが発表されるなど絶好調。木村は「引き続き自分も“まるっと”しっかりせりふを覚えて今撮影中の作品を作り上げたい」とサービス名にかけて意気込んだ。

　同サービスは三菱UFJニコスとともに、大ヒットドラマ「半沢直樹」（TBS）の主人公と同じ名字であることから注目を集めた半沢淳一氏が頭取の三菱UFJ銀行が展開する。この日は、毛筆による“（エムットの）ロゴの一筆書き”というむちゃぶりにも見事に応えた木村。金融界のビッグネームらの期待を背負い、イメージキャラクターとしての仕事を遂行していく。（糸賀　日向子）