「解説も混乱、大変な将棋」藤井聡太名人VS永瀬拓矢九段 注目の“古河対局”は角換わりの出だしに/将棋・名人戦第5局
2025年5月29日(木)12時14分 ABEMA TIMES

将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、王座、棋聖、棋王、王将、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第83期名人戦七番勝負第5局が5月29日、茨城県古河市の「ホテル山水」で行われている。永瀬九段の先手で始まった一局は、角換わりの戦型となった。
3勝で防衛に王手をかける藤井名人が決着をつけるか、前局の勝利で勢いに乗る永瀬九段が踏ん張るか。大注目の中で争われている第5局は、茨城県古河市を舞台に争われている。
注目の戦型は、角換わりの出だしから後手の藤井名人が右玉を志向。スローペースでじりじりとした序盤戦が繰り広げられている。ABEMAの中継に出演した渡辺和史七段(30)は、「解説が混乱しそうな大変な将棋」とコメント。高難度の将棋とあり、「互いに慎重になっている」と印象を語っていた。
古河市合併20周年事業として開催されている本局。藤井名人が防衛3連覇達成の地とするのか、永瀬九段が連勝で名人位奪取への足掛かりとするのか、今後の進行から目が離せない。
持ち時間は各9時間の2日制。
【昼食の注文】
藤井聡太名人 古河名物 甘露煮物語
永瀬拓矢九段 勝利の紅白うな重
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲永瀬拓矢九段 7時間30分(消費1時間30分)
△藤井聡太名人 8時間4分(消費56分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)