「男やけん!」博多華丸、ラーメンの麺にこだわり 「まあ、バリカタじゃない」譲れない一線
2025年5月29日(木)15時45分 J-CASTニュース
「おれはカタ!」と博多華丸さんはぎょろ目をさらに見開いて強調した。お笑いコンビ「博多華丸・大吉」がメインキャスターを担当する「あさイチ」(NHK)の2025年5月29日放送は、博多が地元の「華大も知らない博多」特集で、博多と言えば豚骨ラーメンだ。その麺の好みの硬さを「カタ!」と華丸さんは宣言したのだが、その理由を聞いてスタジオは爆笑となった。
豚骨ラーメンの出店が減っている理由
普通の醤油ラーメンなどと比べて、豚骨スープは煮出すのにガス代や水道代がかかるうえ、臭いが周辺住民から嫌がられて、最近は豚骨ラーメンの出店が減っているという情報が伝えられた後、麺の硬さ論争に。
ゲストの島崎和歌子さん(タレント)は「バリカタ好きですよ」という。バリカタは硬め(カタ)よりさらに硬く麺をゆでる。博多ではラーメンの麺は硬めにゆでる印象だが、「実際は、お店のおすすめはこちら」と、NHK福岡の道上美璃アナが意外なグラフを示す。30店に調査したところ、「半分近くが普通をおすすめしてくれました」というのだ。たしかに「普通」が圧倒的に多く、「カタ」は2割程度である。
大吉は「知っていました。いろんなラーメン屋さんの大将にアンケートを口コミで取った時に、普通が一番おいしいよという方が多かったです」と説明する。
博多で「カタ!」は入店の挨拶
これに納得できない華丸は、「おれはカタ!」と力を込める。大吉が「なぜですか」と聞くと、「男やけん!」と一言。これには、なんで麺の硬さと男が関係あるのかと、島崎らスタジオは大笑いとなった。
華丸は「いやいや、冗談です。でも、(店に入ったら)『カタ!』と言わんとね。あいさつ代わり」と頭をかきかき言うと、大吉は「無理してる!」とからかう。華丸は「まあ、バリカタじゃない。バリカタは固すぎる。僕はカタなんですよ」と、カタ麺文化を譲らなかった。
(シニアエディター 関口一喜)