10年間ともに走り続けたキャストたち…『劇場版コード・ブルー』で抱えるそれぞれの想いとは?

2018年7月28日(土)10時0分 シネマカフェ

『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(C)2018「劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」 製作委員会

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最初のシリーズが公開されてから10年経ったいまなお、熱烈なファンを持つ人気ドラマシリーズを映画化する『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』。最大のスケール&スペクタクルで贈る中で、これまでの主要キャストたちの本作にかける想いや、劇場版ならではの魅力についてまとめた。

■10年続く超人気ドラマシリーズが、ついに劇場公開される!
2008年7月期、木曜22時枠でスタートした本作のドラマ1st Seasonは、平均視聴率、最高視聴率ともに同クール連続ドラマ内第1位を記録し大ヒット。「リアルな医療・災害現場の描写」「患者とそれに接する人々が織りなす感動の人間ドラマ」「主人公たち5人の成長物語と絆」を描き、初めて“ドクターヘリ”を題材にした点やそれまでの医療ドラマと一線を画する作品として多くのファンを生みだした。その後もスペシャルドラマ(2009年)、2nd Season(2010年)と制作され、いずれも大好評を博した。

そして2017夏、7年ぶりの連続ドラマ最新作となった3rd Seasonも平均視聴率14.6%、最高視聴率16.4%と、ともに同クール連続ドラマ内でまたも第1位となる。その変わらぬ人気を示すとともに、かねてより映画化を求める多くのファンの声に応えるべく、このたび、誕生から10周年となる7月27日(金)に満を持して劇場版が公開される。

■あらすじ
2008年よりフジテレビ系でスタートした山下智久主演の大ヒット連続ドラマを映画化。“ドクターヘリ”を題材に、それまでの医療ドラマと一線を画する作品として多くのファンを生み、続シリーズはいずれも大好評を博した。誕生から10周年となる2018年に映画化が決定。“成田空港”と“海ほたる”で未曽有の大事故が連続発生し、藍沢(山下さん)たちが果敢に災害に立ち向かう。

10周年経ったいまなお、魅力を放ち続けるキャストが再集結

山下智久/藍沢耕作役
自他共に認める高い技術と向上心を持つ、山下さん演じる藍沢耕作。フライトドクターとして数多くの過酷な現場を経験するほかに、脳外科医としてのキャリアも重ねており、世界屈指の症例数と医療水準を持つトロント医大の研修医に推薦される実力も。

新垣結衣/白石恵役
翔北救命センターを束ねるスタッフリーダーとして活躍する白石恵を演じる新垣さん。常に周りのことを考えるだけでなく、自分のことは二の次に行動するその優しさでフォローたちを導き、災害現場では率先して指揮を執っている。しかし、日々自分のリーダーシップに葛藤を抱えている一面も。

戸田恵梨香/緋山美帆子役
プライドは高いが、誰よりも患者の心に真に寄り添うことのできる情の厚さを併せ持つ緋山美帆子を演じる戸田さん。周産期医療センターの医局長として推薦されるも、自らのキャリア、恋人との将来、後輩フォローの指導への想いが重なり、進むべき道を迷うという、等身大の女性としての一面も。

比嘉愛未/冴島はるか役
豊富な医療知識と高いスキルを持つフライトナース・冴島はるかを演じる比嘉さん。過去には大切な人を失う悲しみを経験するも、それを乗り越え、自らを側で支えてくれた藤川と結婚し、共に人生を歩むことに。末期がん患者の未知(山谷花純)が結婚を目前に控えていたことを知り、どのように彼女の力になるべきか迷う姿も。

浅利陽介/藤川一男役
お調子者だが、翔北救命センターのムードメーカー。フェロー時代は劣等生だったが、いまでは勇敢なフライトドクターとして救命になくてはならない存在に。ちなみに、結婚式を間近に控えて胸を躍らせているのに、藍沢をはじめ、妻の冴島にも冷めた反応を取られている。

過去シーズンから続投するキャストはほかにも!さらにゲスト出演者まで!
藍沢ら5名のほかにも、3rd Seasonから加入した名取(有岡大貴)、灰谷(成田凌)、横峯(新木優子)のフェローやフライトナース・雪村(馬場ふみか)たち、そして新海(安藤政信)、橘(椎名桔平)が奮闘する姿も本作では見ることができる。さらに劇場版ではゲスト出演として、事故に巻き込まれる岩田彰生を新田真剣佑、富澤未知を「手裏剣戦隊ニンニンジャー」で注目を集めた山谷花純が演じる。かたせ梨乃は、雪村の母親で、アルコール依存症により大怪我を負い、翔北救命センターに運び込まれる雪村沙代を演じる。

主題歌は「Mr.Children」の「HANABI」が引き続き起用!

公開されている予告編には、シリーズ最大の大事故が“成田空港”と“海ほたる”で連続発生する未曾有の様子をはじめ、それに駆けつける10年ともに走り続けてきた藍沢たち5名の決死の活動も。もちろん3rd Seasonから加入したフェローやフライトナースたちが奮闘する姿も見てとれる。

そして劇場版の主題歌は、こちらも10年間「コード・ブルー」とともに一緒に歩んできた「Mr.Children」の「HANABI」が、集大成となる今作でも緊迫の展開を盛り上げており、どんな局面でも、仲間とともに困難を乗り越えてきた藍沢たちの姿を描き出す。そして本作では、ついに訪れる彼らのそれぞれの旅立ちも…。ますます期待が高まる予告映像に仕上がっている。

■シリーズと10年走り続けてきた山下智久が抱えた葛藤とは?
本作の完成披露試写会にて、山下さんは「芸能の仕事って何なんだろうと葛藤があった」と驚きの発言があった。山下さんは「コード・ブルー」シリーズで主人公・藍沢耕作を演じ始めた23歳当時について、「自分の中で『芸能の仕事って何なんだろう』と葛藤があった。おれはこのままでいいのか、という気持ちだったんです」と告白。生死をさまよう重症患者を救うという役どころに「実際には、自分は何もできないし、『何やってるんだろう、おれ』みたいに思っていた」と明かした。

それでも、ドラマが放送されると大反響を呼び、ある視聴者から「放送を見た子どもが、ドクターになろうと一生懸命勉強しています」という声が届くと、「僕にできることは、こういうことだなと『コード・ブルー』が気づかせてくれた」と今回の役に出会えたことの意味を見出し、ここまで来れたことを感じたと語った。

「コード・ブルー」シリーズの出演者は感無量!「映画は1つの奇跡」
山下さんは「10年間『コード・ブルー』を続けてきた僕らにとっては、晴れの舞台であり、映画は1つの奇跡。ぜひ、皆さんと一緒に味わっていけたら」と感無量の面持ちをみせ、新垣さんは本作について「わたしたちの10年分のアルバムを作っていただいた」といった気持ちをあらわにし、感激しきりの様子。「いままで歴史を見守ってくださったファンの皆さんにも、同じ気持ちで(アルバムの)ページをめくっていただければ」と客席に声を届けた。

また、戸田さんは「映画館でヘリの音を聞くと興奮しますね。やっぱり『コード・ブルー』が映画になると、こんなにすごいことになっちゃうんだと興奮しました! まさに映画になった意味があります」と声を弾ませ、劇場版ならではの魅力をアピールしていた。

最大のファンサービス!全国4都市でファンミーティングを実施
本作の公開を記念して、特大の規模で実施された「コード・ブルー」史上初めての全国ツアーには、山下さんのほか、新垣さん、戸田さん、比嘉さん、浅利さんが参加。札幌・名古屋・大阪・福岡の4都市をめぐり、その総移動距離は実に約3400キロ! 日本列島の長さを優に超える移動距離となった。

ファンミーティングでは山下さんたちキャスト5人が、観客からのティーチインに答えたり、人生で初めての映画のイベントMCを務めたり、自撮り棒を使ってファンの方々と記念写真を撮影したりと、ファンとのふれあいを楽しんだ様子。各地の方言で挨拶をする様子も見られ、それぞれのお茶目な一面を見ることもできるイベントとなった。

シリーズの集大成でもあり、藍沢たちにとって、それぞれの旅立ちにもなるかもしれない本作。その終着点をぜひ劇場でチェックして。

『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は7月27日(金)より全国東宝系にて公開。

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