「繊細であまりに脆い」奇跡のようなひと夏『ファルコン・レイク』アザービジュアル3種到着
2023年8月20日(日)16時0分 シネマカフェ
『ファルコン・レイク』アザービジュアル © 2022 – CINÉFRANCE STUDIOS / 9438-1043 QUEBEC INC. / ONZECINQ / PRODUCTIONS DU CHTIMI
第75回カンヌ国際映画祭監督週間正式出品、第58回シカゴ国際映画祭ゴールド・ヒューゴ(新人監督賞)受賞など、世界中の映画祭を席巻している本作。
今回、解禁されたアザービジュアル3種は、草原に寝そべったり、シャワーを浴びたり、ひとつのベッドで肩を寄せ合ったり…と、少年バスティアンと少女クロエがともに過ごした時間や2人の特別な絆を想起させるものに。
それぞれに、文筆家・写真家の蒼井ブルー、「AKB」出身のタレントの倉持明日香、『やがて海へと届く』『わたしは光をにぎっている』などの映画監督の中川龍太郎から寄せられたオリジナルのキャッチフレーズが添えられ、場面写真と相まって、映画の世界観をより強く感じさせるアザービジュアルとなった。蒼井さんからは本作へ寄せた長文コメントも到着している。
アザービジュアル掲載テキスト
蒼井ブルー(文筆家・写真家)
もしもきみが、振り向いてくれたなら。
【長文コメント】『ファルコン・レイク』は、じきに14歳になる控えめな少年バスティアンと、奔放で大人びた16歳の少女クロエによるひと夏の恋の物語だ。そう聞くと爽やかで甘酸っぱい王道ボーイ・ミーツ・ガールを想像しがちだが、それはきっと裏切られる。
だれかに話したくてたまらない。ラスト5分で、決して忘れられない夏になる。
倉持明日香(タレント)
しゃぼん玉のように繊細であまりに脆い、思春期のひと夏。
中川龍太郎(映画監督)
君がいたからこの夏を乗り越えることができた。
そう思える人がいたことこそが、かけがえのない奇跡だ。
『ファルコン・レイク』は8月25日(金)より渋谷シネクイントほか全国にて順次公開。