口コミが拡散『ケイコ 目を澄ませて』好スタート、岸井ゆきの&三浦友和の新場面写真到着

2022年12月22日(木)19時0分 シネマカフェ

『ケイコ 目を澄ませて』(C)2022 映画「ケイコ 目を澄ませて」製作委員会/COMME DES CINÉMAS

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第72回ベルリン国際映画祭ほか21の映画祭に出品された三宅唱監督の最新作『ケイコ 目を澄ませて』が、初日から作品を絶賛する口コミが映画ファンを中心にSNSで一気に広がり、都内劇場を中心に好調なスタートを切った。

各界の著名人からも熱い感想が多く寄せられ、国内の映画賞にもノミネートするなど注目が高まる中、岸井ゆきのと三浦友和の絆を感じさせる場面写真が解禁となった。




本作は、聴覚障がいと向き合いながら実際にプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さんをモデルに、彼女の生き方に着想を得て、『きみの鳥はうたえる』の三宅唱が新たに生み出した物語。

新たに解禁となった場面写真は、会長(三浦友和)がケイコ(岸井ゆきの)に自分の被っていた帽子を譲り渡すシーンをおさめたもの。

ケイコと会長の絆のアイコンともいえる「ピンクの帽子」について、映画ファンの中には、三宅監督が度々、取材の中で影響を受けた作品として『トップガン』などで知られるトニー・スコット監督作品について言及していることから、トニー・スコット監督へのオマージュではないかという考察の声も。

映画レビューサイト「coco」ではTwitter上の映画ファンの注目作品ランキング第1位を獲得し、同日公開の大作を抑える結果に。SNSでは「紛れもない傑作!」「世界を心をありのまま映す、これぞ映画」「誰かの人生を変えるパワーに満ちた作品」という熱のある感想が溢れ、映画ファンだけでなく芸能界にも鑑賞者が広がっている。

岸井さんと共演経験のある俳優の西田尚美はTwitterに「岸井さん、素晴らしかった…。映画館で観るべき映画だと思った。すごく集中した。目も耳も研ぎ澄まして、じーっと観ていた。聞こえる音が鮮明に残る。表情も」とコメント。「オードリー」の若林正恭は「エンドロールでこんな映画を何年もずっとずっと観たかったんだと心が震えていました。一生忘れない映画の一本になりました」、ミュージシャンの小沢健二は「その感覚に入りこみ、僕の毎日と地続きの、誰かの毎日を感じた99分間。濃密。すばらしいです」と投稿した。

ドラマ「エルピス -希望、あるいは災い-」等のプロデューサー・佐野亜裕美も「連続ドラマでも小説でも漫画でもできない、映画でしかできないことというのがなんなのか、今まではわかっているようでわかっていなかったのかもしれない、と思わされる素晴らしい映画だった」など、各界の著名人たちからもSNSで続々と絶賛の声が寄せられている。

なお、本作は「第77回毎日映画コンクール」にて、日本映画大賞・日本映画優秀賞、女優主演賞、男優助演賞、監督賞、撮影賞、録音賞の6部門にノミネートしており、今後の国内映画賞レースへの選出にも期待が高まる。

『ケイコ 目を澄ませて』はテアトル新宿ほか全国にて公開中。

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