中国の有人宇宙船「神舟20号」が24日に打ち上げ、乗組員3人が確定
2025年4月23日（水）13時20分 Record China
酒泉衛星打ち上げセンターで23日、有人宇宙飛行船「神舟20号」に関する記者会見が行われました。
中国北西部の甘粛省にある酒泉衛星打ち上げセンターでは23日午前、有人宇宙飛行船「神舟20号」に関する記者会見が行われました。同任務総指揮部は検討の結果、「神舟20号」の打ち上げ時刻は、北京時間4月24日午後5時17分を目標とすることを決定しました。乗組員は陳冬、陳中瑞、王傑の3人の宇宙飛行士で、指令長は陳冬飛行士が務めます。
陳東飛行士はこれまで「神舟11号」と「神舟14号」に搭乗したことがあり、今回は2年ぶりに指令長として宇宙飛行に挑みます。
陳中瑞飛行士と王傑飛行士は、いずれも中国の第3期の宇宙飛行士であり、今回が初めての宇宙飛行です。陳中瑞飛行士はかつて空軍のパイロットで、王傑飛行士は中国航天科技集団傘下の宇宙技術研究院の技術者です。
「神舟20号」乗組員チームは中国の宇宙ステーションで「神舟19号」チームと交代し、宇宙ステーションで6カ月間滞在します。一方、「神舟19号」は北京時間29日に地球に戻る予定です。
現在、各準備作業が着々と進められており、打ち上げに用いられる運搬ロケット「長征2号F遥20」にはまもなく推進剤が注入される予定です。
また、「神舟20号」の打ち上げが予定される4月24日は中国の「航天日（宇宙飛行の日）」でもあります。（提供/CRI）
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