ローマ教皇レオ14世「戦争は二度とあってはならない」…初の日曜の祈りで平和訴え

2025年5月12日(月)10時55分 読売新聞

11日、サンピエトロ大聖堂のバルコニーで演説する新ローマ教皇レオ14世を映したスクリーンを見る人たち=ロイター

 【ローマ=倉茂由美子】新ローマ教皇レオ14世は11日、教皇選出後、初めてとなる日曜の祈りの集会にバチカンで参加した。サンピエトロ広場に集まった信徒らを前に、世界の指導者らに対し「戦争は二度とあってはならない」と平和を訴えた。

 サンピエトロ大聖堂のバルコニーから演説したレオ14世は、ロシアによるウクライナ侵略に関し、「心からウクライナの人々の苦しみを感じている」と述べ、「真の平和、公正で永続的な平和にできるだけ早く至るよう、あらゆる努力を尽くしてほしい」と強調した。

 パレスチナ自治区ガザ情勢については即時停戦を促し、「疲弊した民間人への人道支援と、すべての捕虜の解放」を求めた。また、インドとパキスタンによる停戦合意を歓迎し、「今後の交渉を通じて早期に恒久的な合意が達成されることを願っている」と語った。

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