イスラエル軍が外交団に警告射撃、各国が非難…EU外相「外交官の生命への脅迫容認できない」

2025年5月22日(木)11時15分 読売新聞

ガザとの国境付近で、戦車の横で休むイスラエル軍兵士(21日、イスラエルで)=ロイター

 【ブリュッセル=酒井圭吾】イスラエル軍が外交団に警告射撃を行ったことを受け、外交団に参加していた欧州や日本からは非難が相次いだ。

 欧州連合(EU)のカーヤ・カラス外交安全保障上級代表(EU外相)は21日、記者団に「外交官の生命への脅迫は容認できない。責任者は責任を負わなければならない」と訴えた。ドイツ外務省は21日、「現地の独立した監視者として外交官の役割は欠かせない」とする声明を出し、イスラエル外相に抗議する方針を表明した。フランスやイタリアも「容認できない」などと批判し、イスラエルの駐在大使に説明を求める考えを示した。

 岩屋外相は22日の参院外交防衛委員会で、イスラエル軍の警告射撃について「誠に遺憾で、あってはならない」と強調した。イスラエル政府に抗議し、説明と再発防止を申し入れたことも明らかにした。

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