ドイツ・ハンブルク中央駅で客が刃物で無差別に襲われ、18人重軽傷…39歳の女拘束

2025年5月24日(土)10時33分 読売新聞

利用客が刃物で襲われたハンブルクの中央駅=ロイター

 【ベルリン=工藤彩香】ドイツ北部ハンブルクの中央駅で23日夕(日本時間24日未明)、利用客が刃物で無差別に襲われ、地元公共放送の北ドイツ放送によると18人が重軽傷を負った。うち4人は重体という。地元警察は現場で容疑者とみられるドイツ国籍の女(39)を拘束した。警察は単独犯とみて、動機を調べている。

 報道によると、現場は駅構内のプラットホームで、主要都市を結ぶ高速列車ICEの乗客らが次々に刺された。女は抵抗せず拘束されたという。警察は「現時点で政治的な動機を示す証拠はない」としている。

 同駅は1日あたり国内最多の約50万人が利用する。メルツ独首相は同日、ハンブルク市長からの報告を受けて「衝撃的だ」と述べ、政府による支援を申し出た。

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