iPhoneでLive Photosの音声をオフにするには?

2025年2月8日(土)11時45分 マイナビニュース


iPhone独自のメディアフォーマット「Live Photos(ライブフォト)」は、写真を撮るときと同じ要領で動画も撮影できるところが最大の特長です。動画は全長約3秒と短いものの、写真では難しい「動き」にくわえて「音」も収録できるため、表現の幅が格段に広がります。
しかし、サイズも広がります。Live Photosに収録の動画は、圧縮率が高いHEVCフォーマットで収録されるものの、めやすとして写真/静止画の2倍程度のファイルサイズに膨れ上がります。動画こそLive Photosの利点ですから、ここを削るわけにはいきません。
ではどうすれば...「音」を削るという手があります。
わずか3秒間とはいえ、リニアPCM(44.1kHz/16bit/モノラル)で録音されたオーディオデータは無視できない容量です。少しでもファイルサイズを減らすことができるのであれば、Live Photosから「音」を取り除いてしまいましょう。
手順はかんたん。写真アプリで対象のLive Photosを編集モードに切り替え、「Live」タブに表示されているスピーカーボタンをタップして斜線が入った状態に変更しましょう。「〆」ボタンをタップして保存すれば、そのLive Photosに収録されているオーディオデータは無効化されます。
オーディオデータが無効化されたLive Photosは、画面を長押しして動画を再生するときに無音となります。オーディオデータは存在しないものとして扱われるため、動画に書き出すとオーディオトラックが生成されず、そのぶんファイルサイズが小さくなります。素材にもよりますが、0.2〜0.3メガバイト程度容量を減らすことができますよ。
○操作手順をカンタン解説
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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