岩谷技研の気球による成層圏遊覧飛行、商用1号機は「かざぶね」に名称決定
2025年4月3日(木)20時0分 マイナビニュース
岩谷技研が主催する、“宇宙を民主化する共創プロジェクト”「OPEN UNIVERSE PROJECT」は、気球による成層圏遊覧飛行の商用第1号機の名称を「かざぶね」に決定。2025年6月以降に打ち上げ予定で、岩谷技研は「実現すれば、気球での成層圏への商用フライトとしては世界初」とアピールしている。
OPEN UNIVERSE PROJECTを主催する岩谷技研は、ガス気球を使った“宇宙遊覧フライト”の商業サービス提供をめざす企業。今回実施した、商用第一号機のネーミングを募集するキャンペーン「OPEN UNIVERSEチャレンジ」(期間:1月16日〜3月9日)には、4,983案の応募が寄せられ、選考の結果「かざぶね」を採用した。なお、同企画では約2か月間の実施期間に、「宇宙遊覧応援団」として36の企業・団体が協力したとのこと。
発案者の「りょう」さんは、今回のネーミングの理由について、「風船」の語源を調べた結果、オランダ語で「気球」をあらわす言葉を蘭学者が「風船」と訳したことに由来すると知り、「本来の『風船』とは、普段見ている小さいものではなく、人が乗れるほど大きな空を飛ぶ乗り物だということを人々に伝えたい、という気持ちを込めた」と説明している。
OPEN UNIVERSE PROJECT事務局は選考コメントとして、「気球での宇宙遊覧の挑戦は、どこにでもある『風船』を使った手作りの実験から始めた。『宇宙を見たい』という純粋な好奇心が、たくさんの試行錯誤の先に『宇宙を遊覧する船』へと辿り着いたように、宇宙遊覧フライトの第1号機が、どんな小さな挑戦も『まずは、やってみよう』と後押しする存在になってほしいと願って選んだ」としている。
今後は「かざぶね」を公式ネーミングとして、実際に打ち上げられる第1号機の機体(キャビン)に印字。各種広報・イベントなどでの情報発信にも使っていく。