法人のWindows 11 PCで「2024 Update(バージョン24H2)」にバージョンアップできない不具合 WSUS経由で更新する場合に発生

2025年5月1日(木)18時15分 ITmedia PC USER

法人のWindows 11 PCで最新バージョンにできない不具合

 Microsoftは4月29日(米国太平洋夏時間)、Windows 11の過去バージョン(バージョン22H2/23H2)で稼働している一部のPCにおいて、最新の「2024 Update(バージョン24H2)」にバージョンアップできない不具合が発生していることを明らかにした。この不具合は「Windows Server Updates Services(WSUS)」経由でWindows Updateを受信している場合に発生することが確認されており、個人ユーザーや、法人ユーザーでもWSUSを利用していない場合は影響しない。
●不具合の概要
 今回の不具合は、以下の条件を全て満たす場合に発生する可能性がある。
・Windows 11の過去バージョンで稼働している
・Windows UpdateをWSUS経由で実行している
・2025年4月8日のセキュリティ更新プログラム(KB5055528)以降の更新プログラムを適用している
 不具合が発生している場合、Windows 11 2024 Updateのダウンロードを初期化/完了できず、「0x80240069」というエラーコードを出して失敗し、「Service wuauserv has unexpectedly stopped(wuauservが予期せず停止しました)」という文章が含まれるエラーログが生成される。wuauservは、Windows Updateを提供するためのサービス(バックグラウンドプログラム)の1つである。
 Microsoftでは、この不具合の原因を調査しており、新たに判明した事実がある場合は改めて告知するという。

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