アスレティック・ビルバオ、後半ATの先制点でバルサ下して国王杯準決勝進出！

　コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）準々決勝が6日に行われ、アスレティック・ビルバオとバルセロナが顔を合わせた。

　アスレティック・ビルバオは10分、コーナーキックからイニャキ・ウィリアムスが合わせてゴールラインを割るがオフサイドでゴールは認められなかった。一方のバルセロナはボールを支配しながらリオネル・メッシを中心に攻撃の形を作るも、なかなか決定機を迎えられない。

　その後両者一進一退の攻防を繰り広げるがどちらもゴールは遠く、スコアレスで試合を折り返す。

　後半に入るとバルセロナは前からプレッシャーをかけてゴールを目指す。攻めあぐねるバルセロナは58分、アンス・ファティに変えてアントワーヌ・グリーズマンを投入。するとバルセロナは徐々に攻撃のリズムを掴み、チャンスを増やし始める。

　対するビルバオはGKウナイ・シモンを中心に必死の守備でゴールラインを割らせない。そして78分にはアリス・アドゥリスを入れて攻撃の変化を試みる。

　すると均衡を破ったのは後半アディショナルタイムのアスレティック・ビルバオ。90＋3分、バルセロナの攻撃に対し守り続けてきたビルバオは、イバイ・ゴメスのクロスにイニャキ・ウィリアムスが頭で合わせると、わずかにコースを変えてボールはゴールネットに突き刺さった。

　試合はそのまま終了して、アスレティック・ビルバオが1－0で勝利。最後まで堅守でバルセロナの攻撃を凌ぎ、試合終盤に待望の先制点を挙げたビルバオが準決勝に駒を進めた。

【スコア】
アスレティック・ビルバオ　1－0　バルセロナ

【得点者】
1－0　90＋3分　イニャキ・ウィリアムス（アスレティック・ビルバオ）