【動画】マクラーレン新車発表の舞台裏。ノリスとリカルドは本番前からリラックスモード
マクラーレンは2月11日(金)に2022年型マシン『MCL36』を発表した。チームは動画シリーズ『McLaren Unboxed』の2022年第一弾として、この発表会の舞台裏を公開した。ダニエル・リカルドとランド・ノリスのシート合わせから、オフタイムでのじゃれ合いまで、今回も盛りだくさんの内容だ。
新車発表会前日、ふたりのドライバーはファクトリーでシート合わせを行っていた。ニューマシンのコックピットは少し窮屈なようだが、ペダルの位置を微調整しながら完璧なフィッティングを探っていく。
この日、彼らは新しいチームウェアとヘルメットを受け取り、シミュレーターでのセッションも開始。新シーズンへ向けた準備を着々と進めた。
一夜明けて発表会当日。その舞台となるマクラーレン・テクノロジー・センターには、朝からニューマシンを間近で観察するリカルドの姿があった。彼が少し離れた場所で座っていたノリスに感想を尋ねると、ノリスは笑顔で両手をサムアップ。「これがどういう意味かわかる?良いってことだよ」と、リカルドも満足げだ。
新車発表会は現地時間19時からの開催だったが、昼過ぎからはそれに先立つ形でチーム内での新車お披露目が行われた。
このイベントに登壇するためにふたりがステージ脇に待機しているときのこと。リカルドがふざけてノリスのレーシングスーツを引っ張ると、そばにいたチームスタッフのシャーロット・セフトンから「シワをつくらないで」と注意が飛ぶ。するとふたりの笑いは止まらなくなり、とうとう「シー!」と諭されてしまった。まるで小学生と先生のようなやり取りだが、マクラーレンのコンビ仲の良さを物語るシーンだ。
ふたりはその後の休憩時間にもひとしきりふざけあった後、いよいよ19時からの新車発表会に臨む。その模様はオンラインで世界中に配信され、会場には地元のファンも詰めかけた。ふたりが登場すると観客からは拍手と歓声が沸き起こり、その興奮は新車『MCL36』が発表されるとピークに達した。
発表会のあいだは、引き締まった顔つきで新シーズンへ向けた抱負を語ったふたり。しかしイベントが終わると、またじゃれ合いが始まった。スマートフォンで仲良く自撮りをすると、リカルドはノリスにチョークスリーパーを掛け、ふたりは笑顔で動画を締めくくった。
10歳の年の差コンビも2年目を迎え、チームワークは盤石。心配なのはノリスの元チームメイトで親友のカルロス・サインツ(フェラーリ)がこの動画を見て嫉妬しないかということだけだ。
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