欧州代表に2連勝の侍ジャパン「パーフェクトリレー」投手陣にチェコ連盟は“脱帽”「驚異的なパフォーマンスを見せつけられた」
投手陣のパフォーマンスには井端監督も満足しただろう(C)Getty Images
3月7日、侍ジャパンは欧州代表との強化試合「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024」の第2戦に臨み、欧州代表に2-0で勝利した。日本は大学生2人を含む6人の投手が登板し、欧州代表を相手に出塁を許さず、継投での完全試合を達成した。
【動画】侍ジャパンが欧州代表を圧倒!6人の投手で「完全試合」を達成した第2戦のハイライト
日本が誇る投手陣が圧巻の投球を披露した。この日の先発は関西大の金丸夢斗。最速151キロの速球とスプリット、チェンジアップで相手打線を圧倒。2回無失点4奪三振で鮮烈な“侍デビュー”を飾った。
2番手には愛工大の中村優斗が登板すると、最速157キロの剛速球を披露。1回無失点1奪三振で、こちらも堂々たる投球を見せた。
一方の打線は、2回に一死1、3塁のチャンスで8番の山本祐大(DeNA)がセンターへ犠牲フライを放ち、先制に成功。8回には万波中正(日本ハム)の二塁打などで二死1、2塁のチャンスを作ると、6番・紅林弘太郎(オリックス)が放った打球を相手選手が後逸。侍ジャパンが追加点を奪った。
大学生が好投を披露したが、3番手以降は松山晋也(中日)、渡辺翔太(楽天)、隅田知一郎(西武)が登板し、それぞれランナーを1人も出さないパーフェクト投球を続けた。最後は種市篤暉(ロッテ)が相手打線を封じて、侍ジャパンはこの試合で継投での完全試合を達成した。
圧巻の投球を見せた侍投手陣に海外は驚きを示している。チェコ野球連盟は試合終了後に公式Xを更新。「今日、マウンド上の日本の新星たちは驚異的なパフォーマンスを見せつけ、試合を通して欧州代表に1人も出塁を許さなかった」と投稿し、継投での完全試合を達成した投手陣に“脱帽”の様子だった。
また、強化試合に出場したチェコの選手たちにも言及。「負けはしたものの、両試合の大部分をプレーし、ヨーロッパの絶対的なトップの一人であることを明確に示したチェコ代表の選手たちに多大な敬意を表します」と称えた。
2連勝で強化試合を終えた侍ジャパン。11月に行われるプレミア12では2連覇を目指す。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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