フォーミュラEがシーズンを再開。8月5日より9日間で6レースをベルリンのテンペルホーフ空港で開催
ABBフォーミュラE選手権は6月17日、FIAの承認を受け8月5日にドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港でシリーズを再開すると発表した。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大によって2019/20年シーズンがストップしてしまっているフォーミュラE。しかし6月17日にリリースが発行され、8月5日からドイツ・ベルリンのテンペルホーフ空港に設けられた特設サーキットで2019/20年シーズンが再開されることが決定した。
レースの日程は8月5〜6日、8〜9日、12〜13日という9日間のそれぞれダブルヘッダーが予定されており、テンペルホーフ空港で1日に1レースの計6レースが開催され、コースレイアウトは複数用意されるという。
フォーミュラEは3月のシリーズ中断までに5レースを終了しているため、この発表によって今シーズンは全11戦での争いということになった。コース構成やレーススタート時間などは今後公開される予定だ。
また、フォーミュラEとFIAは安全な方法でチャンピオンシップを終了させるために参戦する各チームや地方自治体と協議を重ね、レースは無観客かつ、必要なスタッフと競技者のみがイベントに参加するなど、厳密な安全対策を実施していくという。
この安全対策には、レース前のコロナウイルス検査の義務化やフェイスマスクの使用、ソーシャルディスタンスと呼ばれる人との距離の取り方、ワークスペース間の移動を制限することなどが実施される。
この決定にフォーミュラEの最高経営責任者であるジェイミー・レイグルは、「フォーミュラEのチームはこの数週間、ベルリンでのレース再開を可能にするために懸命に働いてくれた」と語った。
「FIA、メーカー、チーム、パートナーの皆さんの継続的なサポート、ベルリン市の協力と柔軟性、そしてファンのみなさんの忍耐に感謝します」
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