フォーミュラE東京大会へ向け、公道サーキット設営工事がスタート。施工前には祈願祭も実施

2025年5月3日(土)6時0分 AUTOSPORT web


 5月17日(土)〜18日(日)に東京・有明で開催予定のABB FIAフォーミュラE世界選手権『東京E-Prix』。昨年初めて実施され、今年で2回目を迎えるこのイベントは、1週末に2レースが行われるプログラムへとパワーアップする。そんな東京E-Prixに向けた工事が、いよいよスタートした。


世界初の全電動国際シングルシーターチャンピオンシップであるフォーミュラEは、昨年のシーズン10において、東京・有明を舞台とした東京E-Prixが初開催された。


 そして、2年連続開催となる今年も、大会開催へ向けた準備が本格化。レースの2週間前を切ると、会場となる東京ビッグサイト周辺の公道を使用した特設サーキットや、ピットガレージ等の設置工事が本格的にスタートした。



 公道を使用してレースを行うフォーミュラE東京E-Prixの開催へ向けては、常設サーキットでのレースとは異なり、特設サーキットのためのコンクリートブロックの設置や仮設構造物の建設など、さまざまな工事が伴う。


 そのため、まずは工事の安全を祈願し、メイン会場となる東京ビッグサイトにて、神主による祈願祭が執り行われた。



祈願祭の様子。悪天候につき工事現場ではなく室内で行われた。

 いよいよ始まった工事では、まず最初にホームストレートに面するグランドスタンドや、コースを跨ぐ特徴的なブリッジの建設がスタートした。


 さらに今後、公道サーキットにあたる区間では、コンクリートブロックの敷設やコーナーストーンの設置などの工事が順次進められる予定だ。


 日本国籍のニッサン・フォーミュラEチームや、ヤマハ発動機がパワートレインプロジェクトに参画しているローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームの活躍はもちろん、日本唯一の公道レースとしても注目が集まる東京E-Prix。


 今年は2レースのフォーマットが採用されたため、決勝レースは5月17日・18日にそれぞれ開催される。注目のレースウィークを迎える前に、一足早くサーキット設営の様子を散歩がてら見学しに行くのも面白いかもしれない。



2コーナーから3コーナーへのアプローチ。車体姿勢制御が難しいポイントだ。

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