「本当にご立派です」愛子さま 出席者600人を前に述べられた“初のおことば”に感激の声続々

2025年5月4日(日)11時0分 女性自身

淡い水色のセットアップをお召しになった愛子さまのご登場に、会場からは大きな拍手が沸き起こり——。晴天に恵まれた5月3日の午前、愛子さまは東京・新宿区で開催された「第23回世界災害救急医学会」の開会式に出席された。


式典には、およそ80の国と地域から集まった約600人の研究者や医療従事者らが出席。愛子さまは会場に入られると、来賓として登壇していた東京都の小池百合子知事と今井絵理子内閣府大臣政務官にほほ笑みながらご挨拶。


主催者らのあいさつに続いて演台に立たれると、「本日、第23回世界災害救急医学会の開催にあたり、多くの国と地域の災害救急医療の専門家や研究者の皆さまと、この開会式に出席できますことをうれしく思います」と述べられた。


愛子さまは同学会が1976年の創設以来、災害医療と救急医学の発展に尽力してきたことを讃えられ、災害現場での被災者支援の重要性についてこう語られた。


「災害医療の現場では、限られた資源と厳しい時間の制約の中で、一人でも多くの命を救うための難しい判断が求められます。


そして、急性期医療の提供にとどまらず、高齢者や障害者、外国人、妊産婦や乳幼児など、特にサポートを必要とする方々への支援体制の確立や、被災者の心のケアを含む健康維持のための中長期的な支援も不可欠です。


全ての人の尊厳が守られ、適切な医療や保健サービスを受けられる体制の構築は、非常に重要であると考えます」


また、阪神・淡路大震災や東日本大震災などを経験した日本において、災害時の医療体制が進化を遂げてきたことにも言及され、「この会議は、それらの経験とこれまでに得られた知見や技術を共有する貴重な場であり、更なる国際協力を促進する機会として、また、これからの時代を担う若い世代に、皆様の豊かな経験や知識を継承する機会として意義深いものとなることと思います」と期待を寄せられていた。


愛子さまがご公務でおことばを述べられたのは、今回が初めて。


やや緊張したご様子だったが、穏やかな口調で丁寧におことばを紡がれていた。また、お手元のメモに目を通されながらも、お顔を上げて出席者の方に視線を向けられていたことも印象的だった。


「愛子さまはこの国際会議に臨まれるにあたり、4月23日に皇居・御所で、同学会組織委員長である独立行政法人国立病院機構・災害医療センターの大友康裕院長らから進講を受けられました。日本赤十字社にお勤めになっていることもあり、災害医療に高い関心を寄せられていたと聞きました。また、愛子さまは幼いころから作文がお上手で、大学の卒業論文も締切り直前まで推敲されるなど、文章にこだわりを持たれています。今回のおことばも、入念な事前準備をした上で考え抜かれたのだと拝察いたします」(皇室担当記者)


約3分半にわたって、初めておことばを述べられた愛子さま。そのご様子は各メディアでも伝えられ、ネットニュースのコメント欄では感激する声が広がっている。


《本当にご立派です》
《とても聞きやすい声とスピードで真摯な思いが伝わりました 原稿を見るため下を向いたままでもなく 柔らかな表情と雰囲気は雅子様譲りですね》
《とても落ち着いていて、初めてとは思えないほどの素晴らしいお言葉です》
《思わず最後まで耳を傾けながら聞いてしまいました。何事に対しても、ご自身で見て聞いて勉強し理解をした上でのお言葉…ご立派だと思いました》
《お話し方も優しげなお声もお人柄を表しているようですね。真摯なお言葉も心に染み入ります》


今月中旬には、昨年に地震と豪雨で被災した石川県・能登地方を初めてご訪問されることが報じられている愛子さま。慈愛に満ちたお心で、被災地の人々を励まされることだろう。

女性自身

「愛子さま」をもっと詳しく

「愛子さま」のニュース

「愛子さま」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ