愛子さま「日本では災害医療体制に変革を加え、進化させてきました」…公務で初のお言葉

2025年5月3日(土)9時41分 読売新聞

第23回世界災害救急医学会の開会式でお言葉を述べられる愛子さま(3日、東京都新宿区で)=大石健登撮影

 天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは3日、東京都新宿区で国際会議「世界災害救急医学会」の開会式に出席し、公務で初めてお言葉を述べられた。

 愛子さまはお言葉で、1995年の阪神大震災や2011年の東日本大震災に触れ、「大きな災害を経験してきた日本では災害医療体制に変革を加え、進化させてきました」と指摘された。

 その上で、会議について「これまでに得られた知見や技術を共有する貴重な場であり、更なる国際協力を促進する機会として、また、これからの時代を担う若い世代に豊かな経験や知識を継承する機会として意義深いものとなる」と期待された。

 日本赤十字社に勤務する愛子さまは災害救助や救命救急に関心を寄せ、開会式出席に向けて4月下旬、皇居・御所で専門家から説明を受けられていた。

 会議は日本学術会議などの主催で、今月2日から5日間開催。約80の国・地域から医療従事者や研究者らが参加する。

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