愛子さまの誕生を記念、福島「まぼろしの桜」が見頃…来訪者「幻想的な景色」
2025年4月30日(水)21時59分 読売新聞
山肌に咲き誇るオオヤマザクラ(30日、福島県北塩原村で)=永井秀典撮影
福島県北塩原村の桜峠で、約3000本のオオヤマザクラが厳しい冬を乗り越えて見頃を迎え、山肌を鮮やかなピンクに彩っている。
2001年に天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが誕生されたことを記念し、翌年に2001本が植えられ、その後も植樹が続けられてきた。標高約800メートルにあるため、その年の天候によって開花時期が前後し、咲く期間も短いことから「まぼろしの桜」とも称される。
東京都江東区から訪れた自営業男性(54)は「幻想的な景色で来てよかった」と感動していた。