【鳥栖vs横浜FCプレビュー】約1カ月ぶりの公式戦に臨む鳥栖…連勝止まった横浜FCは勢いを取り戻せるか
サッカーキング2020年9月5日(土)1時48分
[写真]=兼子愼一郎、金田慎平
■サガン鳥栖 苦戦することは想定内。まずは実戦感覚を取り戻したい
【プラス材料】
まさかのクラスターとなってしまったサガン鳥栖。活動自粛の影響で、この試合が約1カ月ぶりの実戦となる。検査の結果、チーム関係者全員が陰性となったことで、今節の横浜FC戦を迎えることができた。チーム関係者のみならず、サポーターもこの日を心待ちにしていたことだろう。
何よりも真っ先に挙げておきたいプラス材料は、“サッカーがある喜び”ではないだろうか。練習が再開されて間もないため、コンディションは万全とは言えないが、ピッチでその雄姿を見ることができるのは素直にうれしい。誰がどんな活躍をするのかよりも、ホームで試合が行われることを実感したい。
今季は昇降格がないとはいえ、少しでも順位を上げたいところ。勝ち点3獲得をできれば見たいものだ。
【マイナス材料】
新型コロナウイルスの感染者が出たことで、チーム全体練習の期間を取ることができなかった。個々でも自宅待機を強いられ、戦う準備ができていない。しかも、金明輝監督が陽性者となり、チームの指揮を執れないでいる。代行は片渕浩一郎ヘッドコーチとなるだろう。いくら実績のある片渕ヘッドコーチとはいえ、練習再開から間もないこと、選手個々のコンディションが上がらない中での試合は苦しいだろう。若手を中心に5人の交代枠をフル活用しながら、ベテランの経験値とサポーターの後押しを期待する。
スタッフにも感染者が出たことで、試合に対する準備や分析もままならない。しかし、これ以上の延期はできない現実がある。まずは、ケガなくチーム全体で戦うことだ。
文:totoONE編集部
■横浜FC 上位チームと互角に戦う力はあるが、攻守両面で課題あり
【プラス材料】
前節・セレッソ大阪戦は敗れこそしたが、決して悲観するような内容ではなく、ポジティブな材料が多かった。優勝候補の一角に挙げられるC大阪に対し、支配率で上回るために意図してボールを動かす時間を多く作れたことは、これまでやってきたことの積み重ねを証明してくれた。このゲーム内容をスタンダードに決定力を高めていきたい。
MF松尾佑介が2戦連発を含め、ここ4試合で4ゴールと好調を維持している。左サイドからドリブルを仕掛け、中央に切り込んでのゴールが得意な形ではあるが、C大阪戦では3人目の動きでゴールネットを揺らした。現在波に乗っているアタッカーが3試合連続ゴールを決め、チームを勝利に導く。
【マイナス材料】
第12節・清水エスパルス戦で負傷交代したDFカルフィン・ヨン・ア・ピンやDFマギーニョ、MF武田英二郎といった最終ラインの選手たちが揃って前節・C大阪戦のメンバーから外れた。その結果、右サイドバックを左利きで本来は左サイドバックが本職のDF志知孝明が務めるなど、スクランブル状態で戦うこととなった。特にマギーニョが欠場した右サイドバックは代役のいないチームで最も層の薄いポジションだっただけに、負傷が長引くようだと厳しい状況に陥ることとなるだろう。
C大阪戦は内容的に悪くなかったと記したが、攻守両面のゴール前の質で大きな差があったことも明らかな事実である。多くの時間帯で攻め込みながら決めきれない攻撃力と少ないピンチで失点を許してしまう守備力の両方は、いまだに課題である。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
まさかのクラスターとなってしまったサガン鳥栖。活動自粛の影響で、この試合が約1カ月ぶりの実戦となる。検査の結果、チーム関係者全員が陰性となったことで、今節の横浜FC戦を迎えることができた。チーム関係者のみならず、サポーターもこの日を心待ちにしていたことだろう。
何よりも真っ先に挙げておきたいプラス材料は、“サッカーがある喜び”ではないだろうか。練習が再開されて間もないため、コンディションは万全とは言えないが、ピッチでその雄姿を見ることができるのは素直にうれしい。誰がどんな活躍をするのかよりも、ホームで試合が行われることを実感したい。
今季は昇降格がないとはいえ、少しでも順位を上げたいところ。勝ち点3獲得をできれば見たいものだ。
【マイナス材料】
新型コロナウイルスの感染者が出たことで、チーム全体練習の期間を取ることができなかった。個々でも自宅待機を強いられ、戦う準備ができていない。しかも、金明輝監督が陽性者となり、チームの指揮を執れないでいる。代行は片渕浩一郎ヘッドコーチとなるだろう。いくら実績のある片渕ヘッドコーチとはいえ、練習再開から間もないこと、選手個々のコンディションが上がらない中での試合は苦しいだろう。若手を中心に5人の交代枠をフル活用しながら、ベテランの経験値とサポーターの後押しを期待する。
スタッフにも感染者が出たことで、試合に対する準備や分析もままならない。しかし、これ以上の延期はできない現実がある。まずは、ケガなくチーム全体で戦うことだ。
文:totoONE編集部
■横浜FC 上位チームと互角に戦う力はあるが、攻守両面で課題あり
【プラス材料】
前節・セレッソ大阪戦は敗れこそしたが、決して悲観するような内容ではなく、ポジティブな材料が多かった。優勝候補の一角に挙げられるC大阪に対し、支配率で上回るために意図してボールを動かす時間を多く作れたことは、これまでやってきたことの積み重ねを証明してくれた。このゲーム内容をスタンダードに決定力を高めていきたい。
MF松尾佑介が2戦連発を含め、ここ4試合で4ゴールと好調を維持している。左サイドからドリブルを仕掛け、中央に切り込んでのゴールが得意な形ではあるが、C大阪戦では3人目の動きでゴールネットを揺らした。現在波に乗っているアタッカーが3試合連続ゴールを決め、チームを勝利に導く。
【マイナス材料】
第12節・清水エスパルス戦で負傷交代したDFカルフィン・ヨン・ア・ピンやDFマギーニョ、MF武田英二郎といった最終ラインの選手たちが揃って前節・C大阪戦のメンバーから外れた。その結果、右サイドバックを左利きで本来は左サイドバックが本職のDF志知孝明が務めるなど、スクランブル状態で戦うこととなった。特にマギーニョが欠場した右サイドバックは代役のいないチームで最も層の薄いポジションだっただけに、負傷が長引くようだと厳しい状況に陥ることとなるだろう。
C大阪戦は内容的に悪くなかったと記したが、攻守両面のゴール前の質で大きな差があったことも明らかな事実である。多くの時間帯で攻め込みながら決めきれない攻撃力と少ないピンチで失点を許してしまう守備力の両方は、いまだに課題である。
文:totoONE編集部
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