矢板中央、後半の2ゴールで準決勝へ…優勝経験のある富山第一を下す

2021年1月5日(火)13時40分 サッカーキング

矢板中央が豊富な運動量で富山第一を抑え込んだ [写真]=宮地輝

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 第99回全国高校サッカー選手権大会準々決勝が5日に行われ、矢板中央(栃木)と富山第一(富山)が対戦した。

 立ち上がりは、矢板中央が得意のロングスローでチャンスをうかがえば、富山第一もコーナーキックから連続チャンスを作り出す。基本的には、サイド攻撃を繰り出す富山第一のペースで試合が進んでいった。そんななか、21分には矢板中央がロングスローから決定機を創出。だが、DF新倉礼偉のシュートは富山第一GK平地巧汰がはじき出した。40分にも、右CKから矢板中央FW多田圭佑がヘディングシュートを放ったが、今度はゴールライン際でボールをかき出される。どちらも持ち味を発揮したものの、前半はスコアレスで終了した。 

 後半立ち上がりは、富山第一が鋭い出足で矢板中央陣内に攻め込む。だが、先制点を決めたのは矢板中央だった。53分、後方からのロングボールに前半から途中出場していたMF小川心が抜け出すと、GKとの一対一を冷静に制した。小川にとっては、今大会初ゴールとなった。70分には、矢板中央が追加点。ロングスローの流れから、最後は新倉がシュートを蹴り込んだ。

 試合はこのままタイムアップ。矢板中央が2−0で富山第一を下し、2年連続4度目の準決勝へ駒を進めた。

【スコア】
矢板中央 2−0 富山第一

【得点者】
1−0 53分 小川心(矢板中央)
2−0 70分 新倉礼偉(矢板中央)

サッカーキング

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